テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

第3戦引き分けでも突破 日本代表戦をまた楽しめる

2010-06-20 06:09:57 | サッカー
ワールドカップサッカー1次リーグE組は、オランダが1抜け、カメルーンは敗退。日本は今度のデンマーク戦に引き分け以上ならリーグ戦突破を果たせることになった。日本とデンマークの力をカメルーンを基準にして考えると、日本もけっこういけるかもしれない。なぜって、カメルーンは、デンマーク相手に、日本戦と比べると生まれ変わったようなプレーを見せたからだ。ソングが出てきたということを割り引いても、デンマークの力はオランダほどのすごみはない。

と、希望的観測というやつでここしばらく楽しみが続けられる。めでたしめでたし。

オランダ戦はテレビ朝日で見た。ロスタイム、「PK」と声をはりあげる放送席にぬか喜びをさせられた。続く「コーナー!」にもならず、相手ボールのただのゴールキックだった。日本応援団長、松木さんの解説はけっこう好きなのだが、この場面はいただけなかった。


後に控える石川遼

2010-06-19 09:14:37 | ゴルフ
サッカーのワールドカップ日本代表と一緒に日本を盛り上げたい、と全米オープンゴルフに出発していった石川遼が好調だ。2日目をイーブンで回って、ホールアウト時点では首位と2打差の2位タイ。

「さらにアグレッシブに」と、青木功さんのインタビューに力強く答えていた。今夜のサッカー日本代表が、守備的に守備的に戦って、オランダにやられてしまうことがあっても、次に楽しいゴルフをあと2日観戦できる。いいですね。

テレビ朝日は、両方を中継する。視聴率の勝者かな。外国同士のNHK韓国‐アルゼンチン戦ですら後半23・4%の高視聴率だったというから、今から笑いがこみ上げているでしょう。

あれれ本因坊戦

2010-06-19 08:45:38 | 日記
夕方の放送、白の羽根直樹本因坊がよさそうだ、というところで終わった本因坊戦第4局。20時50分からの放送は、ワールドカップサッカーのドイツ‐セルビア戦を見ていて忘れていた。朝になって、あれれ。挑戦者の山本敬吾天元が勝って3勝1敗として、タイトル奪取へあと1としている。

見損じがあったというが、あの放送からわずか40分後に、解説とは違う勝敗で決着したわけだ。勝負の世界、やってみなければわからない。はかない。

楽しいチリサッカー

2010-06-17 09:06:47 | 日記
どこテレビだったか、ワールドカップ出場全チーム紹介番組。サッカー大国は30分枠を使って詳しくやっているのにチリは日本と抱き合わせの15分の紹介でしかなかった。

聞けば南米予選2位通過だという。そりゃないでしょ。激戦区で2位だぜ。

やっぱり強かった。攻めっ気たっぷりの試合運びに放送席の金田さんも感服している。ロスタイム1点リード。このチームは時間稼ぎをしない。シュート! 防がれた。また取り戻した。このボールどうする? ほとんど時間はないのにまたシュートだ。

以前、ゴン中山が1点リードリードのロスタイムにPKを蹴ったことがある。勝ちは間違いなし、と思うでしょ。違ったのです。PKがポストに当たって跳ね返り、それを拾った相手がカウンター。ゴールを決めて試合終了。引き分け。

時間稼ぎなんて気にくわないと思っていたのだけれど、それ以来考えを改めました。

中山がPKを大きく外していれば終わった試合です。なまじプレーが切れなかっただけに終了ホイッスルを吹けなかったのでしょう。

脱線してしまったけれど、チリはそんな心配をへとも思わない楽しいチームだった。次も応援しよう。

夢のよう、感極まる

2010-06-16 21:41:06 | 野球
サッカーワールドカップ、日本代表が勝つなんて夢のよう。と思っていたら、北朝鮮代表、チョン・テセにとって、ワールドカップの舞台に立てたこと自体が夢のようだったんだ。試合開始前、国歌を聞きながら感極まって泣いている。

昔、西武の清原が巨人との日本シリーズで、勝利となる試合終了前、守備についていて感極まり泣いたことがあった。でも、試合前というのは初めて見た。

夢のようだったのは、もうひとつある。プロ野球セ・パ交流戦の順位表だ。上位6チームをパが独占。セは一番上の巨人すらやっと勝率5割で終了というのだから。その昔、「人気のセ、実力のパ」といったって、オールスター戦でいいとこ見せてもたかがしれていた。それが今は、ペナントレースに組み込まれた交流戦でじっくり戦ってのこの結果だ。テレビじじいは感極まっている。

勝負して勝ち点3 日本代表

2010-06-15 01:25:17 | サッカー
ワールドカップ初戦、日本はカメルーンに1-0で勝った。岡田監督の大会直前の賭けが当たった。

サイドバックがあんまりあがらず、守りを固める布陣。だからサイドハーフっていうか、ウイングっていうのか、そこに攻撃面での期待がかかる。左に大久保、右に松井。この起用がうまくいった。特に松井は前半、大写しになるサイドで、勝負、勝負。相手をかわしクロスをあげる。ワントップに起用というこれまた賭けをした本田にとうとう届き、決勝点が生まれた。

パスはまわすけれどゴールに迫れなかったこのところの日本代表とは違った味の試合運びだった。次のオランダにも通じるといいのだが。

コービーに集めすぎ

2010-06-14 17:27:34 | バスケットボール
セルティっクスがレイカーズに王手をかけた。NBAファイナルの第5戦。コービーばっかりシュートするので、他の選手はシュートのタッチを忘れてしまう、と放送席。コービー・ブライアントはすごいシュートを連発していた。ロングパスを片手で受け止めて、そのまま空中でシュートし得点したシーンには感心した。アリュートとかいうのかな。たいていの選手は両手でボールを受け止めていると思う。けれど、いくらコービーが得点を重ねても、チームメイトが得点しなければ、全体の得点はあがらない。

そのうちコービーにもミスが出るし。でもレイカーズはホームに帰って戦えるから、この戦法を続けても五分五分な感じもする。

明快三浦解説 イングランド1-1米国

2010-06-13 06:07:49 | 日記
NHKは音声も現地中継なんだ。名良橋さんもそうだったんだ(ウルグアイ-フランス戦)たぶん。それでイングランド-米国の解説をしたヴィッセル神戸の三浦俊也監督は明快で良かった。

イングランドのサイドバックが前半早々と交代する。ケガでないとすれば、自分にはとてもできない厳しい指揮だという。サイドの争いで負けているミルナーをより攻撃的なライトフィリップスに代えると、なるほど。米国のチェルンドは守備に追われ、上がれなくなってしまった。

神がかりみたいだったのは、キーパーにとって扱いにくい「問題の多いボールですね」と言ったとたんにイングランドのキーパー・グリーンがミスして同点ゴールを許した場面だ。すごい。

映像は感心できなかった。リプレーがしつこい。いつまでもやっているので「プレーは始まってます」とアナウンサーが言わなければならない。国際映像なんだろうか。だとすると、国際水準ってたいしたことないな。

ロデイロはイエロー二枚だった

2010-06-12 10:08:55 | 日記
そこだけに集中してNHKの録画中継を見る。ウルグアイのロデイロはイエロー二枚で退場だった。

テレビ東京と同様、現地映像に東京でアナウンスを入れている。焦点を絞って見たせいかもしれないが、NHKに軍配をあげたい。

終了直前、アンリがペナルティエリアで相手ディフェンダーのハンドをアピールした。スロー映像では明らかに手に当たっている。テレビ東京は何のコメントもなかった。NHKの名良橋さんは、「(手がからだに)くっついてますから」と、ハンドと判定されなかった理由をあげていた。我々素人に親切な解説だった。

ワールドカップ、現地中継ではないの?

2010-06-12 07:24:01 | 日記
ワールドカップのウルグアイ-フランス戦。日本人主審のできも気になる。

エブラ、リベリにイエローカード。ちょっと厳しい。あれ、さっき交代出場したばかりのウルグアイ・ロデイロにレッドカードがでた。2枚目?イエローいつでたの?一発レッドではないの?

放送を聞いていても要領をえない。現地中継ではないテレビ東京の放送席には不満が残った。

Aグループは2戦とも引き分けで、4国が勝ち点1で並ぶ混戦スタート。この大会って、伏兵が頑張っておもしろくなるかもしれない。

日本代表 ドログバを削ってしまった

2010-06-05 06:15:50 | サッカー
ワールドカップ直前の親善試合で、日本代表は一番やってはいけないことをしでかしてしまった。完敗したことではない。コートジボワール代表の至宝、ドログバの腕を骨折させてしまったのがいけないのだ。

数分前、ドログバのフリーキックのこぼれ球を闘莉王が2試合連続のオウンゴール。その闘莉王がドログバと衝突、負傷させたのだ。

自分はそんな選手ではない。ルーズボールを追いかけて自分が先に触った。故意ではない…ということのようだ。テレビで見ていても、フェアなプレーの流れでとても不運なことが起きてしまったと分かった。でも、いくら言っても結果は覆らない。

最初のポルトガル戦欠場だけで済む、との観測もあるようだ。ブラジル、ポルトガル、北朝鮮とのグループ戦。コートジボワールを応援しようと思う。決勝トーナメントまで勝ち抜ければ、回復したドログバのプレーを見られるかもしれないから。ケガが思ったより軽くて、初戦から元気な姿を見せてくれたらベストなんだけれど。

タイガース完全試合、27人目の悲劇

2010-06-04 04:44:01 | 野球
タイガース、ガララーガ投手の完全試合の悲劇のニュース。何か既視感がある。先月5日に死去した田宮謙次郎さんの訃報で読んだのだった。

今からちょうど60年前、スワローズ戦で日本プロ野球初の完全試合達成にあと1人となった田宮投手は、内野安打で偉業を逃した。ウィキには<藤村富美男の判断ミス(記録は内野安打、打者は中村栄)> とある。他のサイトでは、バント警戒で前進していた三塁手の頭上をふらふら越えた、とも。肩の故障で打者に転向し、殿堂入りの強打者となった。

さて、海の向こうのタイガース。ガララーガの悲劇をYouTubeでみる。インディアンス27人目の打者は1塁ゴロ。ベースカバーに入ったガララーガに送球されて、「やった!」と思った瞬間、塁審がセーフのゼスチャー。ガララーガの狐につままれたような表情が印象的だ。

同時セーフだ、アウトだという次元ではなく、明らかなアウトに見える。ビデオは角度によって見え方が違うとはよく言われるが、なんといってもこの塁審はガララーガに謝罪したというんだから、誤審は動かないところだ。

あとひとり。打球よ来るなと野手は祈るといわれる。審判もガチガチになったのだろうな。ガララーガはけなげにも次打者を討ち取りゲームセット。これって、コミッショナーの出番ではないかな。フランス代表のワールドカップ出場を決めたアンリのハンドのように試合途中の誤審だと、あのとき反則の笛が吹かれたとしても、その後の試合の流れで、やはりフランスが得点したかもしれない。だが、ガララーガの場合、あれで試合終了なのだ。タイガースの勝利には変わりないから、27人目の打者の安打を取り消し、28人目の打者の打席をなかったことにすればいい。裁定は出しやすいと思う。

川岸強  「8時半のじじい」の期待を裏切る

2010-06-02 22:36:17 | 野球
「8時半の男」故 宮田征典さん式に言えば、オレは「8時半のじじい」。夜の8時半ごろ、競った試合にリリーフ、ならぬチャンネルを合わせて楽しんでいる。それが昨シーズン後半あたりから、妙に楽天の試合を選ぶことが多い。

前夜に続き、今夜も楽天-阪神は2-2の同点。と思う間もなく、前夜のお立ち台男鉄平が勝ち越し打を放った。1点リードで九回表、これも前夜、鉄平と並んで勝利インタビューを受けた川岸がクローザーで登場。ほとんどビデオを見ているようだな、と思っていたら…。阪神があれよあれよの5得点。川岸は一転、敗戦の責任者になってしまった。4点差でセーブがつかなくても、阪神は九回裏、藤川が登板。走者は許したが、無難に抑えてゲームセット。

前夜と落差が大きすぎた川岸。藤川と比べると、「8時半の男と」と謳われるような絶対の信頼を得るまでは、まだ道のりは遠いのかもしれない。

川岸強は気も強し 楽天が阪神にサヨナラ勝ち

2010-06-01 22:12:55 | 野球
楽天-阪神戦のヒーローインタビューは、いい話を引き出してgood

同点の九回表、阪神が1死2,3塁とすると、楽天は抑えの川岸強を登板させた。新井が倒れ2死になり代打桧山が告げられたところで、ブラウン監督がマウンドへ。放送席では、桧山を敬遠して城島勝負ではないかというムードだった。

テレビじじいとしては、外角に構えたミットよりだいぶ中に入った初球(ストライク)を見て「きわどい球で誘うが結果は敬遠でもいい」の作戦が、コントロールをミスしてストライクになってしまったのだろうと思った。どっこい川岸はそんなこと考えていなかった。勝負して三振に討ち取りチェンジ。

ヒーローインタビューのアナウンサー「あのとき何を相談したのか」

川岸「言っちゃいけないんだけれど言っちゃいます。敬遠の指示でした。勝負させてと言いました」。ブラウン監督は、不服従に怒ってピッチャープレートを外したりしないんだ。

川岸と並んでヒーローインタビューを受けたのは、巨人戦に次いで阪神戦もサヨナラ打の鉄平。こちらは当たり障りのないことしか聞けなかったが、ひとりでもいい話を聞ければ大成功だろう。