今日も週末に行ってきた「いわき湯本温泉」の旅レポです^^
温泉街に到着し、さっそくの外湯を2か所楽しんで♪
温泉街の足湯や温泉神社もしっかり歩いて時は過ぎ
いよいよ宿へのチェックイン♪
改めて~今回お世話になったお宿はココ!
いわき湯本温泉「松柏館」(しょうはくかん)さん♪
創業300有余年という歴史あるこちら、いわき湯本の温泉街の歴史を知る由緒あるお宿が、今回お世話になった宿になります^^
玄関からロビー付近までの部分と、客室がある部分では明らかに時代が違う建物で、レトロモダンな雰囲気と近代的な部分の両方の良いトコロを備えもつ宿に感じます!
さっそく部屋に案内され・・・えっ?!マジすか!!!
何に驚いたかと言えばその部屋の場所(笑)
ナント! 宿の湯処の入り口~自動販売機~今回の部屋(画像の自販機からさらに奥、茶色に並ぶ扉が部屋の入り口)というワケで、実質的に「宿の湯処のすぐ横にある部屋」に通して頂いたのです!!
そして、この湯処のある階層が宿の最上階に位置するワケで、景色も最高のロケーション♪
だって、部屋から出てすぐに温泉があるんですよ♪
私にとってはこの位置はまさに天国状態^^
そもそもこの部屋、位置的に「湯治目的、もしくはご老人様向け」の部屋なのでしょう♪
結果的に温泉好きな私は最高の部屋の位置で、湯処への人の出入りは多少こそあれ部屋の構造がしっかりしていることもあり、とっても静か♪
宿の所々に飾られた調度品や活け花なども、とても落ち着く雰囲気で好感が持てます^^
それが、目に余る程に飾られている訳ではなく、廊下やちょっとした場所にさりげなく~という感じで、さすがは老舗といわれる宿のセンス♪
さっそく部屋で浴衣に着替え、お茶菓子を頂きながらホッとするひととき!
そうして~宿の隣りの和菓子屋さんで購入した、"まずは"黒蜜ときな粉が添えられた「くず餅」もスタンバイってことで♪
ココで2つ目のビックリが(笑)
なんと宿で出てきた部屋菓子のお店が、私の購入した店と同じだったという事実(笑)
考えてみたらそりゃ~となりに和菓子屋があれば使うよねぇ~ってことで♪
で!
もちろんココは温泉宿ってことで~そりゃ行くでしょハイ!
今年36湯目!「松柏館さんの温泉」
こちらがこの宿の湯処で、湯船は1つのみ!
しかも男女の入れ替えなしというもので、露天風呂もなければ、打たせ湯やジャグジーブクブクもありません!(キッパリッ!)
露天風呂に関しては、詳しい説明こそありませんが恐らく「近隣に住宅が建っている」ことに加え「歴史の中でこの宿には露天風呂がそもそも存在したことがない」というのが答えかな?と思うところ。
そして、打たせ湯やジャグジー系の施設がないことに関しては明確な宿からの答えが存在します。
それは~「源泉掛け流しを守る為、打たせ湯などの”循環設備を入れたくない”事に加え、打たせ湯やジャグジーなどの音を遮断することで、静けさを楽しんでもらいたい」という宿の配慮から、そのような施設はそもそも存在していないのです!
この「静けさ」については、しっかりと宿からの文章で説明されています♪
もうねっ!普段からteruが嫌いだぁ~と言っているジャグジーブクブク設備をしっかりとした理由(私と同じ考え)をもとに排除してあるんですココ!!
ステキ過ぎです松柏館さん♪
だ~れもお客さんが来ないもんだから、外の風景から洗い場まで(笑)
ケロリンの黄色い桶が雰囲気満点です♪
そんな松柏館さんの温泉、泉質は「含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」
いわき湯本の温泉ならではの泉質で、pHは7.6とギリギリアルカリ性というものですが、そもそも塩泉で硫黄を含んでいること自体とても珍しい泉質だと思います^^
ちなみに硫黄泉ながら硫化水素臭的なものはホンの僅かに感じるか?と言う程度。
硫黄泉特有の匂いが嫌いな方でも、言われなければ気が付かない程度の香りで、万人誰もが楽しめると思う温泉です♪
逆に、硫黄泉だと知って入ればその身体に沁み渡る気持ち良さに酔いしれることでしょう^^
そんな「いわき湯本温泉」
この地に伝わる伝説は・・二人の旅人が、ここ佐波古の里を訪れると傷ついた丹頂鶴が降りてきて、湯気たちのぼる泉につかっていました。
かわいそうに思った二人が傷口を洗ってあげると鶴は元気に飛び立っていきました。
数日後、巻き物を持った高貴な美女が訪ねてきました。巻き物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」と記してありました。
二人はさっそく、湯本温泉を開きました~とさ
そう、温泉の伝説話のパターンでの「鶴伝説」はとても珍しい気がしますね♪
良くある鳥が出てくるお話は「白鷺伝説」だと思うところで、teru的にも「鶴」が出てくるお話は初めて聞いたかも?な感じです^^
で!
湯上りは、宿にある日本庭園で涼しむのもまた風流というもので♪
キレイに手入れがされた日本庭園もまた、心休まる落ち着いた雰囲気で♪
こちらの庭園、実は本来「池」があったようなのですが、震災の影響で池に水がたまらない問題が発生したとのこと・・・
恐らくは地面に埋めてある池の底に当たる部分にダメージがあるのでしょう
それを手製の樋(とい)を製作し、庭園を囲むように配置することで水を池に注がずに、樋に流すことで雰囲気を守りつつ対策をとっている様子。
コレをあえて公式HPなどでは説明せず、さり気なく宿の雰囲気を保つ努力をされている感じが、そこに集う客への配慮ということなのでしょう♪
聞いて知れば樋のある庭園に納得し、聞かずにいればコレはそういうものだと思う人がほとんどだと思う、そんな日本庭園も素敵な場所♪
結局、宿の食事の時間PM6時まで雰囲気ある宿でカメラ片手に撮影したり、温泉に何度も通ったりとノンビリ~ユッタリ~な時間を過ごしたのでした♪
今回はとても雰囲気の良い宿だった為、珍しく宿の説明をガッツリさせてもらいました(笑)
画像だけでは伝えられない素敵な場所も数多く、ぜひ実際に行って体感して頂きたいと思うトコロです!
さてさて~そろそろ宿の食事の時間に~
今日の夕食はどんな味わいに出会えたのでしょうか??
そんな夕食レポは次回詳しく♪
(つづく)
今日もめでたし~めでたし~!!「がんばっぺ!いわき」「応援してるぜ!いわき」
温泉街に到着し、さっそくの外湯を2か所楽しんで♪
温泉街の足湯や温泉神社もしっかり歩いて時は過ぎ
いよいよ宿へのチェックイン♪
改めて~今回お世話になったお宿はココ!
いわき湯本温泉「松柏館」(しょうはくかん)さん♪
創業300有余年という歴史あるこちら、いわき湯本の温泉街の歴史を知る由緒あるお宿が、今回お世話になった宿になります^^
玄関からロビー付近までの部分と、客室がある部分では明らかに時代が違う建物で、レトロモダンな雰囲気と近代的な部分の両方の良いトコロを備えもつ宿に感じます!
さっそく部屋に案内され・・・えっ?!マジすか!!!
何に驚いたかと言えばその部屋の場所(笑)
ナント! 宿の湯処の入り口~自動販売機~今回の部屋(画像の自販機からさらに奥、茶色に並ぶ扉が部屋の入り口)というワケで、実質的に「宿の湯処のすぐ横にある部屋」に通して頂いたのです!!
そして、この湯処のある階層が宿の最上階に位置するワケで、景色も最高のロケーション♪
だって、部屋から出てすぐに温泉があるんですよ♪
私にとってはこの位置はまさに天国状態^^
そもそもこの部屋、位置的に「湯治目的、もしくはご老人様向け」の部屋なのでしょう♪
結果的に温泉好きな私は最高の部屋の位置で、湯処への人の出入りは多少こそあれ部屋の構造がしっかりしていることもあり、とっても静か♪
宿の所々に飾られた調度品や活け花なども、とても落ち着く雰囲気で好感が持てます^^
それが、目に余る程に飾られている訳ではなく、廊下やちょっとした場所にさりげなく~という感じで、さすがは老舗といわれる宿のセンス♪
さっそく部屋で浴衣に着替え、お茶菓子を頂きながらホッとするひととき!
そうして~宿の隣りの和菓子屋さんで購入した、"まずは"黒蜜ときな粉が添えられた「くず餅」もスタンバイってことで♪
ココで2つ目のビックリが(笑)
なんと宿で出てきた部屋菓子のお店が、私の購入した店と同じだったという事実(笑)
考えてみたらそりゃ~となりに和菓子屋があれば使うよねぇ~ってことで♪
で!
もちろんココは温泉宿ってことで~そりゃ行くでしょハイ!
今年36湯目!「松柏館さんの温泉」
こちらがこの宿の湯処で、湯船は1つのみ!
しかも男女の入れ替えなしというもので、露天風呂もなければ、打たせ湯やジャグジーブクブクもありません!(キッパリッ!)
露天風呂に関しては、詳しい説明こそありませんが恐らく「近隣に住宅が建っている」ことに加え「歴史の中でこの宿には露天風呂がそもそも存在したことがない」というのが答えかな?と思うところ。
そして、打たせ湯やジャグジー系の施設がないことに関しては明確な宿からの答えが存在します。
それは~「源泉掛け流しを守る為、打たせ湯などの”循環設備を入れたくない”事に加え、打たせ湯やジャグジーなどの音を遮断することで、静けさを楽しんでもらいたい」という宿の配慮から、そのような施設はそもそも存在していないのです!
この「静けさ」については、しっかりと宿からの文章で説明されています♪
もうねっ!普段からteruが嫌いだぁ~と言っているジャグジーブクブク設備をしっかりとした理由(私と同じ考え)をもとに排除してあるんですココ!!
ステキ過ぎです松柏館さん♪
だ~れもお客さんが来ないもんだから、外の風景から洗い場まで(笑)
ケロリンの黄色い桶が雰囲気満点です♪
そんな松柏館さんの温泉、泉質は「含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」
いわき湯本の温泉ならではの泉質で、pHは7.6とギリギリアルカリ性というものですが、そもそも塩泉で硫黄を含んでいること自体とても珍しい泉質だと思います^^
ちなみに硫黄泉ながら硫化水素臭的なものはホンの僅かに感じるか?と言う程度。
硫黄泉特有の匂いが嫌いな方でも、言われなければ気が付かない程度の香りで、万人誰もが楽しめると思う温泉です♪
逆に、硫黄泉だと知って入ればその身体に沁み渡る気持ち良さに酔いしれることでしょう^^
そんな「いわき湯本温泉」
この地に伝わる伝説は・・二人の旅人が、ここ佐波古の里を訪れると傷ついた丹頂鶴が降りてきて、湯気たちのぼる泉につかっていました。
かわいそうに思った二人が傷口を洗ってあげると鶴は元気に飛び立っていきました。
数日後、巻き物を持った高貴な美女が訪ねてきました。巻き物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」と記してありました。
二人はさっそく、湯本温泉を開きました~とさ
そう、温泉の伝説話のパターンでの「鶴伝説」はとても珍しい気がしますね♪
良くある鳥が出てくるお話は「白鷺伝説」だと思うところで、teru的にも「鶴」が出てくるお話は初めて聞いたかも?な感じです^^
で!
湯上りは、宿にある日本庭園で涼しむのもまた風流というもので♪
キレイに手入れがされた日本庭園もまた、心休まる落ち着いた雰囲気で♪
こちらの庭園、実は本来「池」があったようなのですが、震災の影響で池に水がたまらない問題が発生したとのこと・・・
恐らくは地面に埋めてある池の底に当たる部分にダメージがあるのでしょう
それを手製の樋(とい)を製作し、庭園を囲むように配置することで水を池に注がずに、樋に流すことで雰囲気を守りつつ対策をとっている様子。
コレをあえて公式HPなどでは説明せず、さり気なく宿の雰囲気を保つ努力をされている感じが、そこに集う客への配慮ということなのでしょう♪
聞いて知れば樋のある庭園に納得し、聞かずにいればコレはそういうものだと思う人がほとんどだと思う、そんな日本庭園も素敵な場所♪
結局、宿の食事の時間PM6時まで雰囲気ある宿でカメラ片手に撮影したり、温泉に何度も通ったりとノンビリ~ユッタリ~な時間を過ごしたのでした♪
今回はとても雰囲気の良い宿だった為、珍しく宿の説明をガッツリさせてもらいました(笑)
画像だけでは伝えられない素敵な場所も数多く、ぜひ実際に行って体感して頂きたいと思うトコロです!
さてさて~そろそろ宿の食事の時間に~
今日の夕食はどんな味わいに出会えたのでしょうか??
そんな夕食レポは次回詳しく♪
(つづく)
今日もめでたし~めでたし~!!「がんばっぺ!いわき」「応援してるぜ!いわき」