先日紹介した「利休の茶杓」(文春文庫、山本兼一)の第4章は、
「自在の龍」というお話。
自在置物というのは、どこかで聞いたことがあるような、、
見たことがあるような、、でも、非常に曖昧な記憶しかなかったが、
今回、これを読んで、確認・勉強になりました。
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以下、ウィキペディアから転載
「自在置物」とは、日本の金属工芸の一分野
鉄や銅、銀、赤銅(金と銅の合金)などの金属板を素材として、龍、蛇、鳥、
伊勢海老、海老、蟹、蝶といった動物の模型を写実的に作るのみならず、
それらの体節・関節の部分を本物通りに動かすことも追求し、そのための
複雑な仕組みを内部に施すのが大きな特徴
江戸時代の中頃、戦乱が絶えて社会の気風が太平になると、武具類の需要が
減少した。これを受け、甲冑師の一部には技術伝承と収入源を兼ねて、本業で
ある甲冑の他に、鍔・轡などの武具・馬具や火箸・花瓶・箱といった様々な
民具を鉄で製造・販売するようになった
自在置物もこうした流れの中で、甲冑師、とりわけ、明珍派の職人らによって
生み出された工芸品である
................
山本兼一さんの小説の中では、明珍宗察作の龍の自在置物が出てくる。
で、調べると、あるんですよ!
東京国立博物館に‼︎ これです‼︎
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(1713年、明珍宗察作)
(確認されている中で最古の自在置物)
................
つれつれと思い起こすに、2年前、東京日本橋の三井記念美術館で、
自在置物を見たんじゃなかったかなあ、、
あぁーしっかり見ておけば良かったぁ、、(後悔先に立たず、、である)
「自在の龍」というお話。
自在置物というのは、どこかで聞いたことがあるような、、
見たことがあるような、、でも、非常に曖昧な記憶しかなかったが、
今回、これを読んで、確認・勉強になりました。
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以下、ウィキペディアから転載
「自在置物」とは、日本の金属工芸の一分野
鉄や銅、銀、赤銅(金と銅の合金)などの金属板を素材として、龍、蛇、鳥、
伊勢海老、海老、蟹、蝶といった動物の模型を写実的に作るのみならず、
それらの体節・関節の部分を本物通りに動かすことも追求し、そのための
複雑な仕組みを内部に施すのが大きな特徴
江戸時代の中頃、戦乱が絶えて社会の気風が太平になると、武具類の需要が
減少した。これを受け、甲冑師の一部には技術伝承と収入源を兼ねて、本業で
ある甲冑の他に、鍔・轡などの武具・馬具や火箸・花瓶・箱といった様々な
民具を鉄で製造・販売するようになった
自在置物もこうした流れの中で、甲冑師、とりわけ、明珍派の職人らによって
生み出された工芸品である
................
山本兼一さんの小説の中では、明珍宗察作の龍の自在置物が出てくる。
で、調べると、あるんですよ!
東京国立博物館に‼︎ これです‼︎
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(1713年、明珍宗察作)
(確認されている中で最古の自在置物)
................
つれつれと思い起こすに、2年前、東京日本橋の三井記念美術館で、
自在置物を見たんじゃなかったかなあ、、
あぁーしっかり見ておけば良かったぁ、、(後悔先に立たず、、である)
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