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辺野古警備費1日2000万円超

2025年01月08日 16時54分21秒 | 一言

総額768億円 市民監視に巨額税金

宮城島などで20億円か

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う警備費の契約金額が、建設工事に着手した2014年7月から24年12月末までに約768億円にのぼり、1日あたり約2002万円に達しました。防衛省沖縄防衛局への取材で分かりました。昨年11月に埋め立て用土砂搬出が始まった同県うるま市の宮城島での警備費も含まれるなど、新基地建設に反対する市民の運動を監視・弾圧するために巨額の税金投入が相次いでいます。(関連記事)


写真

(写真)辺野古の工事用ゲート前に整列する警備員ら=2024年12月23日、沖縄県名護市辺野古

 同防衛局によると、陸上と海上の警備業務はそれぞれ業者と契約。陸上業務が15件で約393億円、海上業務が10件で約375億円となっています。防衛局は陸上業務に宮城島の警備費が含まれていることを認めました。

 陸上業務の23年末時点での契約件数・総額は14件で約373億円。24年末時点で新たに増えている契約1件、費用約20億円が宮城島の警備などに充てられていると見られます。

 また、埋め立て工事契約の中でも警備業務を実施。防衛局は「工事全体の金額から警備業務に係る金額を正確に示すことは困難」としていますが、23年の取材で、警備業務に相当する金額は計約159億円だと回答しており、これを合わせると、警備費の総額は約927億円にのぼります。

地図

 警備業務は、工事車両が出入りする辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前や土砂を搬出する本部港塩川地区(同県本部町)、名護市安和でも行われています。

 昨年6月には安和桟橋で、土砂を運搬するダンプカーによる人身事故により警備員1人が死亡し、抗議活動に参加していた市民1人が負傷。現場では、警備会社がダンプカーを2台連続して出すなど、土砂搬出の効率優先、安全軽視の誘導を行っていたとの指摘もあります。土砂搬出を中止して、全面的な検証が求められていますが、防衛局は昨年8月、安和での土砂搬出再開を強行しました。

予算無駄遣い 理不尽の極み

 「うるま市島ぐるみ会議」共同代表の照屋寛之さんの話 税金を何だと思っているのか。予算の無駄遣いです。辺野古新基地は絶対につくってはいけないというのが県民の民意です。完成も見通せない工事に民意を無視して警備員をつけている。理不尽・不条理の極みです。民主国家として、こんな公共工事はやってはいけない。

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