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しかし、遅かれ早かれ、世界を善き方へも悪しき方へも導くのは、今ある利害関係ではなく思想の力である
このカテゴリーは、筆者の一般理論読書ノートを加筆したものである。引用が多く読みづらいと思われるが、それが逆にこれから一般理論を読み進めようという人には何らかの足しになると思い公開している。
一般理論の該当章を読んでから、ブログに当たっていただきたい。本ブログだけ読んでも多分わからない、と思われる。
各章は複数に分かれ、それぞれにトピック的な見出しがついている。興味を引いたところから読まれてもいいし、もちろん一から順に読んでいかれてもいい。 最後に「第3章 有効需要の原理」と「第24章 一般理論がいざなう社会哲学―結語的覚書」の筆者訳を公開している。
一般理論序文冒頭部分 筆者版翻訳
「一般理論を読む」序章
第1編 序論
第1章 一般理論
第2章 古典派経済学の公準
第3章 有効需要の原理
第2編 定義と概念
第4章 単位の選定
第5章 産出量と雇用の決定要因としての期待
第6章 所得、貯蓄および投資の定義
付論 使用費用について
第7章 貯蓄と投資の意味-俗論
第3編 消費性向
第8章 消費性向(1)-客観的要因
第9章 消費性向(2)―主観的要因
第10章 限界消費性向と乗数
第4編 投資誘因
第11章 資本の限界効率
第12章 長期期待の状態
第13章 利子率の一般理論
第14章 古典派の利子率理論
第14章への付論 マーシャル『経済学原理』、リカード『政治経済学原理』その他に見られる利子率について
第15章 流動性への心理的誘因と営業的誘因
第16章 資本の性質に関するくさぐさの考察
第17章 利子と貨幣の本質的特性
第18章 雇用の一般理論―再論
第5編 貨幣賃金と物価
第19章貨幣賃金の変化
付論 ピグー教授の『失業の理論』
第20章 雇用関数
第21章 物価の理論
第6編 一般理論の示唆するもの―短い覚書
第22章 景気循環に関する覚書
第23章 重商主義、高利禁止法、スタンプ付き貨幣および過少消費理論に関する覚書
最後に「第3章 有効需要の原理」と「第24章 一般理論がいざなう社会哲学―結語的覚書」の筆者訳を公開している。翻訳には正確さを期したが誤りがないとは言えないのでそのつもりで読んでいただきたい。既存訳より読みやすいと思っていただければ幸甚である。
第24章 一般理論がいざなう社会哲学―結語的覚書
第3章 有効需要の原理 筆者版翻訳