タック爺が生まれ育った集落では、住民各戸が自らの敷地沿いの歩道を除雪するのが習わしで、大雪の後は一家総出で雪掻きをしたものである。タック爺はその慣習を今も忘れず、歩道だけでなく車道片側1車線をも除雪し、軽トラックに積んでせっせと市民雪捨場に排雪するのを厭わない。
近隣には宅地内の雪をすべて道路に排雪する不届き者がいて、いつも交通の妨げとなっている。その雪捨てもっこりの個所を撮影したので、明日アップしようと思う。家内は「持って生まれた性分は直らないんだから、無駄ですよ」と言うが、タック爺は我慢がならないのである。質悪は地獄に堕ちるべし。あれっ、天国も地獄もなかったんじゃないの、と後ろから声。