六月二十一日、田舎家の草刈りを終え、オニグルミの雌花序を確認するために入った林道脇で、ゴミの不法投棄を発見した。昨年の秋、キノコ採りをしたときは何もなかったので、この春に捨てたと思われる。
最近、この場所以外でも数か所、不法投棄を見ているので、この地域に住む人たちのモラルはいったいどうなっているのか。 阿寒国立公園内(案内図は、JR北海道釧路支社のHP<阿寒国立公園へのご案内>から転載)の弟子屈町川湯の山林で不法投棄を見つけるとは思いもしなかった。昨今の日本人には、「衣食足って礼節を知る」どころか、暖衣飽食の果てに礼節を忘れる輩(やから)が多いのではないか。
三年前に、阿寒町徹別の国有林内で見つけたゴミの中には、白糠町の届け先住所氏名がが印字された段ボール箱があった。白糠町の住民が阿寒町徹別まで・・・このときは、しかるべき役所に事実を詳細に通報したが、「そのような場所は確認できなかった」との電話が返ってきただけだった。 写真下段の不法投棄は、近辺の住民によるものと判断してよいだろう。表面(おもてづら)はいっぱしの常識人を装い、裏では何をやっているか分からない者がいるのだ。
車台番号をアセチレンガスで焼き潰した廃車が斜面に転がっていることもあった。アダルトビデオテープが散乱している所もあった。単なるポイ捨てよりはるかに質(たち)が悪い。
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