道東の冬は寒さが厳しく長い。昨年十月二十七日に屋敷裏北側の空き地の土中に埋めた鉢物は、七か月後の五月二十六日、ようやく南側の鉢台上に戻された。気温10℃、曇天で冷たい西風が吹く中での掘り出し作業は辛いが、炉箒で丁寧に土を払い一個ずつ鉢台に載せるにつれ、周囲の雰囲気がにわかに賑やかさを取り戻す。個々の鉢は、まだ化粧も施されないスッピンのままだが、既に新芽が動き、葉が出、花が咲いているものもある。今日は、全三十三鉢から「エゾツツジとキバナシャクナゲの寄せ植え」を選び、台上で記念撮影の主役を演じてもらった。エゾツツジの開花期が遅いのが残念。
〈手前一列目(左から右へ、以下同様)〉マルバシモツケ(石)・グースベリー・グースベリー・シロバナノミヤマオダマキ・ナナカマド・クロマメノキ・ベニシタン・ドウダンツツジ
〈二列目〉イワウメとコメバツガザクラ(軽石)・キバナシャクナゲ(石)・イワウメとコメツツジ(軽石)・ハコネコメツツジ(石)・斑入りミネズオウ(軽石)、
〈三列目〉ハイマツとミネズオウ(石)・ガンコウラン(石)・イソツツジとコメツツジ(石)・シダレミネズオウ(軽石)
〈四列目〉イワツツジ・シロバナイワギキョウ・ウスユキソウ・ボケ・ボケ・コケモモ
〈五列目〉キバナシャクナゲ・イワウメとコメバツガザクラ・カツラ・ヒバ・ミネズオウ
〈六列目〉エゾツツジ(軽石)とキバナシャクナゲ・イワヒゲ・エゾツツジ・イワヒゲ
■ つまらない小もの鉢植えと石づきばかりだが、個人的にそれぞれ思い出があり、捨てずに育ててきた。この鉢物の手入れができなくなったときが私のこの世との別れになり、ブログ「タックの庭仕事」も終わる。
最近の「園 芸」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事