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総務省が1月 29 日に発表した 2017 年の住民基本台帳に基づく人口移動報告によると、釧路・根室管内 13 市町村のうち健闘したのは、転入超過の鶴居村と標津町に、差し引きゼロの釧路町を加えて2町1村に過ぎなかった。
残りの 10 市町のうち最も転出超過が大きかったのは釧路市で、1023 もの数字は北海道内で断トツ1位のワースト記録。全国でも 13 番目に多かった。人口流出の3割が若者層で、水産・紙パルプ・石炭の基幹産業の衰退による雇用環境の悪化が原因。生半可な対策では趨勢を止められないだろう。
人口は、北海道内では札幌圏集中、全国的には東京圏集中が顕著で、地方都市はもはや人口増を求めても叶わないのではないかしらん。