<10月31日、花壇からダリアの球根を掘り上げ>
<11月1日、ダリアの球根をダンボール箱に入れ大鋸屑を詰める>
例年、掘り上げた球根は、炉箒で土を払った後、芽の出る位置を確かめながらナイフと鋸で分球してダンボール箱に納めるが、昨秋の分球作業に不手際があって、この春の出芽が極端に少なくなったことから、今回は慎重を期して、分球しないで掘り上げた形のままダンボール箱に入れた。
ダンボール箱に詰める大鋸屑は、球根が保存中に乾燥しないよう、適度に水分を含んだ新しいもの(製材工場から毎年購入。20~30㍑ビニール袋、1袋300円)を使用するのがコツ。昨年使用した乾燥大鋸屑は、堆肥作製に再利用するとよい。球根が入ったダンボール箱(2個)は、上部を布テープで塞ぎ、鉄筋コンクリート造り地下1階の車庫の最奥に置いて冷温保存する。
地下車庫は、長時間シャッターを開け放さない限り氷点下にならず、最奥は5~7℃くらい。気候が冷涼な釧路では、球根を箱から取り出すのは5月中旬になる。来春は、出芽を確かめながら分球作業を行う。