我が家では、自然の餌が不足する初冬から雛が育つ初夏まで半年間、スズメに給餌台でアワ・ヒエ・キビ等を与えてきた。
今年は、ヨーロッパ産小粒ヒマワリを交えてみたが、小粒でもヒマワリの実は殻が固く、スズメには無理だった。
代わりに、アトリ・ウソ・シメ・カワラヒワ・シジュウカラがヒマワリ目当てに毎日飛来するので、小粒ヒマワリは庭の地面にばらまいた。
六月初旬に、食べ残しの種が発芽し、ミニ・ヒマワリが二本生長し始めた。成長の早い方(写真下段)は、残念ながら七月二十五日に開花後、強風で茎が半分折れ、テーピングで手当てしたが元気を失った。もう一本は難を逃れ、七月二十九日に丈80㌢まで伸び、八月十二日に丈100㌢で径13㌢の花を咲かせた。
その後、実が大きくなり、九月に入ってスズメが集まってくるようになった。完熟した固い殻はスズメの嘴では割れないが、上から逆さになったり、葉の柄に止まって上向きになったりして嘴で実を落とし、地面で啄んでいるところを見ると、完熟前の柔らかい殻は割れるようである。ホバリングで実をつつくところは撮影できなかった。
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