■ 平成十八年秋にジムニー用の車庫を建設したとき、庭木の一部の掘り上げと保管を依頼した造園業者の作業が杜撰で、かなり被害を被った。被害が少なかったはずの西側のエゾムラサキツツジ三本のうち、真ん中の株立ちの一本が平成二十年に変調を来し、冬を越すと、立ち上がり四本の幹のうち三本が枯れる惨状を呈した。
■ 枯れ幹を鋸で除去、根を掘り上げて助かった幹をオベリスクの左側に定植したエゾムラサキツツジの裏側に添え、株立ち状に植え付けた(作業は六月五日)。かなりの荒療治だったが、葉も十分茂って元気に生育(ツルバラが開花したオベリスクの右側)。
■ 西側の真ん中の掘り穴を、シートに包んで置いてあったエゾムラサキツツジの根株の大きさに合わせて調整し、元肥を施して定植。根方には、数年前に自然未生苗を植え付けてあるので、最終的に三本を残すと十年後には株立ち状になる。(作業は六月五日、写真は七月二十八日撮影)
■ オベリスクのツルバラは順調に生育し、七月二十五日に開花。新しいシュートも伸びている。(写真は車庫の上からベランダに向かって撮影)
■ 一連の配置換え作業は重労働、小さな庭木でも植え替えはもう一人では無理かもしれない。身体にはまだ疲労が残っていて、ツルバラの開花は格別の歓びだった。
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