シリーズ三回目に野生種クルマユリ登場。真夏の炎天下、ヤマベ釣りに往復する、斜里川上流の林道沿いの藪の中に可憐な花が点在する。藪から球根を掘り取った記憶はない。二十年前に家を新築した際、老父の持ち山の入り口から移植したような気がする。ほとんど手入れもしないのに、よく二十年も生きながらえたものである。葉の色から肥料不足が懸念される。7月24日撮影。
右は、前回の、上向きに咲く鋭角的な純黄色と違って、丈が低いわりに花が大きく、花瓣の幅が広い。全体に鷹揚な感じがする。私の気に入りのユリで、女房に数を増やしてもらったが、雨が多いと、葉が軟腐病やサビ病の被害を受けやすいのが欠点。わが家では、「お父さんのユリ」と呼ばれている。7月27日撮影。
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