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一昨日午前、北海道立釧路芸術館で北海道教育大学釧路校美術研究室の学年展覧会「ART HOUSE NEO」を観てきました。学部1〜3年、12 名による 27 点。変化に富んだ展示作品を興味深く拝見しました。ブログで全てを紹介することはできませんので、単なる個人的好みから3点を選びました。
井上 雄斗さん「傷痕」木材 50 × 25※ 台風で倒れた樹木の痛々しい叫びと、存在の危うさが伝わってきます。
後藤 優生さん「夏の記憶」水彩 30. 5 × 42. 5※ 遠目から、珍しくも多色刷り木版画か、と思いましたが、重厚な色遣いの水彩でした。山と湖の「静」に夏雲の「動」が対峙する緊張の一瞬が描かれています。
諏訪 大雅さん「ふるさと」油彩 61 × 73※ 故郷の山と小径と田畑の心象が、茫とした記憶の狭間から呼び覚まされます。懐かしい幼少時の思い出かもしれません。