タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

立春の朝陽を受けて輝く氷柱(つらら)を眺め物思いにふけるツグミのツグちゃん

 2月 11 日午前7時 38 分、我が家の庭でツグミを撮影。今朝は寒気が緩み、最低気温は3月下旬並みの氷点下 2. 8 ℃だった。

 目下我が家の庭に居付いているツグミはこの1羽のみ。圧倒的に数で勝るスズメや図体が大きいエゾヒヨドリとの競合を避け、隙を見ながら第1餌台に出入りするが、一度来ると滞在時間は意外と長い。

 この日は餌を食べ終わった後、イチイ(オンコ)の枝にしばし留まって、立春の朝陽を浴びて輝く氷柱をじっと眺め、物思いにふける風情だった。森の哲人と云われるオランウータンのような貫禄はないものの、どこか動かしがたい雰囲気が漂う。むむっ、驚かさないよう、そっと観察しよう。
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