目下我が家の庭に居付いているツグミはこの1羽のみ。圧倒的に数で勝るスズメや図体が大きいエゾヒヨドリとの競合を避け、隙を見ながら第1餌台に出入りするが、一度来ると滞在時間は意外と長い。
この日は餌を食べ終わった後、イチイ(オンコ)の枝にしばし留まって、立春の朝陽を浴びて輝く氷柱をじっと眺め、物思いにふける風情だった。森の哲人と云われるオランウータンのような貫禄はないものの、どこか動かしがたい雰囲気が漂う。むむっ、驚かさないよう、そっと観察しよう。最近の記事
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