世界中が未曾有の金融・経済危機に喘いでいるというのに、四月八日、道内の桜開花予想(写真上段は、4月9日付『讀賣新聞』第28面〈地域〉から転写)が三箇所(札幌管区気象台、日本気象協会北海道支社、民間会社「ウエザーニューズ」
)から出揃った。
ま、人間の生活には遊び心を持つ余裕も必要だから、目くじらを立てることもないが、北海道の経済や産業の景況予想も立てられないで、サクラとは・・・僕らは幸せだなぁ。
桜の開花宣言にどれほどの意義があるのか。各種情報メディアは、根室・釧路・稚内の三地域で五月十日に桜が同時に開花と報じたが、それ以前に、満開の桜が釧路管内の各所でいくらでも見られる。 我が家の庭のチシマザクラは五月九日に満開。お隣のチシマザクラは<子供の日>に満開。
開花は、気候や天候以外に、樹が植わっている生育環境、あるいは樹勢の違いに大きく左右される。開花予想の的中率や開花宣言に一喜一憂するのは、自然を相手に何事かを企もうとするホモ・サピエンス(現生人類・ヒト)の哀れな性(さが)なのだろう。 写真下段<左>は、白糠町内陸の山中で五月八日に満開。<右>は、別保の山中で五月二十六日に満開。
別保公園では、五月二十四日、霧雨の中で桜祭りが行われた。
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