我が家では、平成26年のお年玉付き年賀はがきを、私の150枚と女房の50枚、合わせて200枚購入したが、齢をとるにつれて増える服喪中の挨拶状、ほかに宛先の住所氏名や郵便番号を書き損じたハガキと予備のハガキを含めて32枚が出さずじまいで手元に残った。
十九日に東京都千代田区のJPタワーで抽籤会が行われ、1等・2等・3等の当籤番号(写真下段左は、1月20日付『北海道新聞』第35面から転写)が決まったので、松の内に届いた年賀はがきと手元に残った未使用の年賀はがき、合わせて192枚を当籤番号と照合し、私に3等が6枚、女房に3等が1枚という結果となった。
例年、200に満たない枚数で切手シートが1~3枚だが、今年は倍増の当籤数で、後輩の「うま年は馬力が出る出るガッツだぜ」から、ささやかではあるがガッツのお裾分けを頂戴したような気がする。
宛先の書き損じは、主として加齢による手指の震え、漢字がすぐに思い出せない記憶力の衰えなどが原因。現役時代の同僚や先輩の文字も、筆力のないヨレヨレが多くなった。まだ四、五十代の後輩の文字にはやはりガッツがある。うらやましく思うが如何ともしがたい。高齢者が「宛名職人」のようなコンピュータ・ソフトに頼る所以である。ま、互いにヨレヨレを読みながら昔を思い出すのも悪くはない。私は今しばらく宛先の自筆にこだわるつもりでいる。
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