タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 我が家の菊に新顔登場 ≫

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 我が家の庭には、品種名の分からない出自不明の菊が数種類植わっていて、毎年、それなりに晩秋の庭に華やぎを添えてくれるが、この秋は、新顔が加わった。女房が、九月下旬に、スーパーの横で花屋が売っていた食用菊<もってのほか>(10月8日撮影)を三株(黄・桃・白)買ってきたのである。
 花の形状が、二十数年前に育てたことのある嵯峨菊に若干似ていて、懐かしい思いがした。食用菊は、少年の頃、母が花を酢の物に、葉を天麩羅にしてくれた。それ以来の再会だから、半世紀も時が経過している。
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 写真中段<左>は、生前に母が育てていた早咲き種(10月8日撮影)。夏菊ではない。<中>は、敷地西側に突然姿を現した出自不明種(10月21日撮影)だが、上品な趣がある。<右>は、純白のミニ(10月23日撮影)。これが咲くと、雪虫が飛び、そろそろ霜が近いと感じる。
 下段<左>は、最も遅咲きの寒菊(10月23日撮影)。ようやく蕾が開きかけたところで、満開はまだ先になる。<右>は、上段<左>に似ているが、出自不明の遅咲き(10月24日撮影)。上段<中>とともに、どこからか種が飛んできて発芽したようだ。

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