≪街の風景≫シリーズの<白樺台>は、二回連載のつもりで一回目の画像を入れたが、たまたま二回目に予定していた四丁目の築四十年コンクリートブロック造り平屋のトータルリモデル事業計画が新聞に掲載されたため、<白樺台(2)>を平成二十年二月二十六日に投稿、<白樺台(1)>は二年遅れの投稿になった。
道道142号(根室浜中釧路線)北側、白樺台七丁目の高山台バス停から西方を見下ろすと、あまり面積が広くない白樺台地区が一望できる。南北に細長い白樺台中央公園の中ほどを東西に横切る通りに沿って小学校・郵便局・病院・幼稚園・食料品ストア等が並んでいるが、いわゆる商店街は存在しない。公営住宅と一般住宅の街である。 公営住宅は、市営の鉄筋コンクリート造り集合住宅(写真上段)が三丁目北側一帯と五丁目の北端に、市営のコンクリートブロック造り平屋(写真中段<右>、平成二十年度から四年計画で改築を実施中)が四丁目南側に多く建ち並び、道営の鉄筋コンクリート造り集合住宅(写真中段<左>)が二丁目北西部に三棟建っている。
この地区ではいま、唯一営業していた食料品ストア・妹尾商店白樺店が、一月十一日に本店が多額の負債を抱えて破産したため、閉店という難題に直面している。住民の高齢化が進み、日常生活用品や食料品の購入に支障が出ているという。町内会が、営業を引き継ぐ業者を求めて署名活動を始めたが、見通しは明るくない。
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