5月3日、平成19年の憲法記念日は、わが家の庭の<エゾムラサキツツジ開花記念日>となった。例年より4日遅れの開花である。白花を含め13本植わっているうち、先頭を切るのは、なぜかいつも同じ樹である。どの樹も同じように手入れをしているのに不思議だが、他より樹齢が若く、勢いがあるせいかもしれない。今日は、憲法なんぞ脇にのけて、花のために乾杯!
4月30日に、道南の函館から始まった北海道のサクラ(ソメイヨシノ)の開花は、ほぼ例年通りである。道東の釧路では、わが家の庭にあるチシマザクラのつぼみから判断して、15日以降かと思われる。条件がよければ、もっと早いところもあるだろう。
左の写真は、老父が旧宅の敷地から移植した樹齢30年のチシマザクラが枯れてしまい、実生で育てた6年ものであるが、右側にエゾヤマザクラが密着し、一株のような形で生長してしまった。この春には、根を分けなければなるまい。エゾヤマザクラは樹高が大きくなり、70坪ほどの庭にはそぐはないので、工房のある旧宅の敷地に移植するつもりでいる。
右の写真は、上掲の最も早咲きのエゾムラサキツツジを拡大してみた。まだ2分咲き程度だが、満開になると樹全体が赤紫に盛り上がり、実に見事である。老父母が毎年楽しみにしているので、アブラムシ防除・枝の剪定と整形・お礼肥など、花が終わったあとの手入れには気を遣っている。
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