オンコ⑤伐採後の空間調整により、宅地西側の隣家との境に植わっていたリュウキュウツツジをオンコ⑤伐採跡に移植したため、西側のスペースに破綻が生じた。
この破綻を矯正するため、境界沿いに並んでいる三本のエゾムラサキツツジを移動させるのが本日、五月二十七日の作業。
もともと三本のエゾムラサキツツジは樹間が狭かったので、今回の作業は好都合だったが、樹高1.7㍍・根株の重量60㌔を越す右端のエゾムラサキツツジを持ち上げ50㌢右に移動させるのは、プロの庭師なら重機を使うほどの厳しい重労働で、今だからできたが、数年後、七十歳を超えては無理だったろう。老前整理の必要性を痛感した。 中間のエゾムラサキツツジは樹高の割に細身なので楽に移動できたが、問題は左端のエゾムラサキツツジだった。株立ちの樹形は歓迎だが、数本の幹の立ち上がりが複雑で、枝が入り乱れて交叉・重複しているのをどのように調整するか、極めて難しい。
以前から、単なる枝先の刈り込みではなく、幹や枝の整理が必要と思っていたので、思い切って鋏と鋸を入れた。交叉幹を一本、交叉・重複枝を四本間引き、樹形全体は透け透けの状態になったが、数年後に伸びる芽を確認し、将来の樹形に期待を寄せて作業を終えた。
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