てっての毎日

トイプードルとの生活

バナナキャラメルケーキを食べながらまじめに思うこと

2010-09-02 18:59:16 | スィーツ

久々にポルトルージュでケーキを買いました。
自分一人だとケーキを買うこともないし、友達の家に行く時はシフォンケーキをリクエストされたりして市販のケーキを食べる機会が最近なかったんです。

バナナキャラメルケーキ。
バナナもキャラメルもごきげんにおいしい。
1個だと恥ずかしいかと思いバナナタルトも。
バナナばっか・・・

今日も残業かなと思っていたけど思いがけず早く帰れたのは偉い人の鶴の一声で変更になることとかがあってちょっと間が空きました。
しかし、「部長のご意向で」って。
カロリーメイトのCMそのもの。

そして今日は月に1度の会社の保健婦さんとの面談日。
私のように職種が変わった人はメンタル面で要注意らしく毎月きっちりと面談があるらしいです。
このように重々しい仕事の詰まった業種でも私が乗り越えられるのは過去にもっとひどい経験があるからで・・・

それは9年前に苫小牧から来たばかりの頃です。
季節は真冬。
札幌とはいえ行った事がなく土地勘のないエリアでの仕事でした。
今までと違う職種、苫小牧では雪道を車で運転する事もなかったのにいきなり大雪の中の外回り。
会社は大きな建物だけど吹雪きの中では見失うことも何度かあり、いつも「山々があるのは西」を目印にしていたけど日が暮れて見えなくなると「ここはどこ?」状態になった事も何度かありました。
それを上司に相談したら方位磁石をくれました。
東西南北がわかっても現在地がわかんないじゃん・・・
そして外回りだからあまり他の人との交流もなく。
生まれた場所を初めて離れて札幌にきたけれど心細さで苫小牧に帰りたいと思ったり
それはそれは地の果てまで落ちこむくらいの毎日でした。

青いだんなさんはその頃、東京での単身赴任1年目だったので余計な事を言って心配はかけたくないし・・・
たぶん東京にいる青いだんなさんの方が大変な思いをしているだろうし・・・
娘は中学生で母親とふたりきりの生活がなんだか楽しそうな感じでした。
とても暗い顔はできませんでした。

そうしているうちに雪が解け春になり初夏になった頃のことです。
お昼に野っ原に車を止めておいしいパン屋さんのパンを食べてひと眠りしようとしたら空がめっちゃ青い。雲が真っ白。

今まで空を見る余裕すらなかった毎日でした。
ゆっくりと流れる雲を見ていたら
「無理をせず、自分のペースでゆっくりでいいんじゃないの」
と思い始めました。
この状況だって延々と続くわけじゃないと考え、乗り越えられる時が来るまで待とうと。

そんな私は1年足らずで別の部署に配属され、あれほどの思いをしたら今の方が頑張れると思うようになり、今に至ってます。

今は周りのジョージア主査を始めI主査もティーボちゃんもH子ちゃんも困難は力を合わせて乗り越えようという人達。
だから私も自分にできることから少しでも力となれるように頑張りたいと思います。

この前、I主査が言ってた「なんとか乗り越えられるもんですよ」
いろんな困難はあるけど仲間の大切さをいつも感じる今日この頃です。

ところでさっきからこのマンションでサックスの練習をしている方がいらっしゃいます。
「サライ」「赤鼻のトナカイ」以外は何を演奏しているのかわかりませんが、私は楽器の練習の音は嫌いじゃないので応援しております。
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