暑い日が続くと疲れる
若いって素晴らしいって歳を取ったらわかること
そして適度に身体を鍛えておくのは大切なこと
特に夜中の暑さは耐え難い
てってもぐったりしているので夜中に何度もてっての安否確認をしてしまう
今日は母のその後についてお話をさせていただきます
特養に入ると死ぬまで静かに暮らせると思っていたのが私の勘違いだったのか
先日、病院のソーシャルワーカーに聞いたら本来はそうあるべきが現状はそうではないとのことだった
特養に入る前の母はデイサービスもショートスティも楽しそうだった
ショートステイの部屋は夜景がきれいな部屋だったし
特養もその延長だと思ってたらそうではなく部屋は日当たりの悪い暗い部屋
そして人対人の扱いを受けなくなった
入れ歯をしまい込むとかで母の入れ歯を没収し栄養ドリンクを飲まされていた
部屋が暗いせいか生活のリズムもわからなくなり次第に介護士さんの手を煩わせるようになった母は睡眠薬を使われるようになり既に頭がボーッとして歩く事も足元が危なくなり車椅子に乗せられた
そんなんでフラフラする母に担当の看護師は脳に異常があるとかてんかんの疑いがあるから病院に連れて行けと頻繁に言われた
病院に連れて行っても異常はない
施設側は施設から退所させる理由をつけたかったのかもしれない
遂に併設の病院の医師が私に母を認知症内科に転院させることを勧めてきた
同席した看護師に言わせられた感がありこちらが質問すると医師は看護師をチラチラと見て情けなかった
コロナで会えない間に母の顔は無表情になってしまった
楽しいこと何もない一年だったと思う
私は母を姥捨山に捨てた事を後悔した
だけど母を家に連れて帰るために私は仕事を辞めなければいけない
そんな事も思い始めていた
そうしているうちに娘の勤務先の病院に認知症病棟があり転院できることになった
娘の話だと新築の病棟は明るく談話室ではいつも歌声や笑い声が聞こえているという
もちろん今もコロナで会いに行くことはできない
ただ傍で娘が働いているから病棟に勤務されてる方から母の様子を聞いたり差し入れをしたり遠くから様子を見ることができる
今は入れ歯の管理もしてくれて母は普通に自分でご飯を食べている
歩いて談話室に行って看護師さんと会話が繋がらないながらも話をして笑っているという
看護師さんは看護師として患者に接する
相手がどんな症状でも病気を治すという目的を持って接してくれる
介護士を悪くいうつもりはない
仕事に誇りを持って一生懸命にお世話をしてくれる介護士さんも沢山いた
特に夜中は人が少ないのに歩き回る老人に何かあってはいけないと神経を使ったと思う
でも大変な仕事に見合う賃金を貰っているのだろうか
生き甲斐なんて感じる事もなく、それよりも大変な毎日を少ない人数でいかに効率よく仕事をこなす事が第一なのだと思う
相手が人である事をわかっていたとしてもいつの間にか人には見えなくなっていくのかもしれない
それが今の介護施設の現状だと言われたら何も言えない
母の症状が穏やかになったらまた次の施設を探すことになる
前のところには戻るのは躊躇う
どうしたらいいか
私はやっぱり自分が何も出来ない事をずっと悔やむ
母をみれない私もまた無責任な娘なのだと思う