甲子園に行った北海の選手のひとりが孫たちのチームのOBだったらしく練習してるみんなに会いに来てくれて一緒に写真を撮ってくれた
少年たちにとって夢のまた夢の甲子園に出場したお兄さんは
きっと憧れの存在だと思う
写真の子供たちとても嬉しそうな誇らしそうな顔をしていた
先日の試合で考えさせられたことがある
いつも勝てないチームとの対戦
相手の監督、コーチ、選手までもが孫たちを見下しているのはみててもわかる
『どうせ打てないんだからストレートだけ投げろ』という相手の監督
そんな言葉を無視して顔色変えず目の前に来たボールだけをみている孫たちチーム
そして1点先制された
たぶん相手のチームはそこからバカスカと点数が入る予定だったと思う
しかし、守りは堅く追加点を許さなかった
そしてファーボールで塁に出たキャプテンは盗塁と相手のミスで自力でホームに生還
キャプテンの意地とプライドがみえた
そして同じくファーボールで塁に出た大和にキャプテンは
『やまと、必ず帰ってこいよ』と叫んだ
足の速い大和、盗塁はしなかった
必ずホームに帰るため
そして繋いで繋いで1点追加し2対1で勝つことができた
ヤジは飛ばさず仲間を励まし続けた彼ら
勝ったのに笑顔はなかった
あのヤジによく耐えたなぁと思った
直向きに守り打った
そして相手のチームの監督は自分の選手を激怒
格下チームに負けた
だけど負けたのは試合に対してだけじゃないよね
野球以外に人として大人が子供に教えることを忘れてる
別のチームの私が尊敬する監督は
たとえ自分たちのチームがリードしてても
『お前たちの勝てる相手じゃないんだぞ』と自分の選手に檄を飛ばす
相手のチームを敬いながらもプレイすること
そのうえで負けない気持ちで戦うこと
きっとこの中で甲子園に行く子がいるかもしれない
甲子園球児の清々しさに日々感動するけど
できるなら人としての心得のようなもの少なからず野球で学んでほしいと思う