フェラーリ F50
(1995-1997)
創業50周年、限定349台。
コンセプトは『公道を走るF1』。
EGは1992年のF1マシン、F92AのNA3.5L V型12気筒 DOHC 5バルブを流用(F1カテゴリ参照)、
扱い易く排気量を4.7Lに拡大、F1では7速だったギアを6速にした。
前後のサスペンションもF1のプッシュロッド式。
エンジンも剛性を上げる為シャシーに直付けで、エンジンノイズもダイレクトに伝わります。
ルーフは取り外せますが工場の作業が必要です。
F40の古典的ターボよりNAなので乗り易いそうです。
ボンネット両サイドに大きい排熱ダクトがあり、ここまで大胆なデザインは今でも他車にありません。
F40より滑らかな曲線で構成されていますが一体型リアスポイラーは同様です。
限定モデルで初めてロッソコルサ(赤)以外の色も選べた。
快適性とはかけ離れているもののフェラーリ本来の姿、
“ドライバーを選ぶ車”の最後のスペシャルモデルかもしれません。
4,480×1,986×1,120㎜ NA
1,350㎏,6速MT,325㎞/h
4,698㏄V12 DOHC520PS