ピニンファリーナ ロッサ
(2000) 限定1台
ピニンファリーナが創業70周年を記念して発表したコンセプトカー。
ロッサとは色の赤を意味する。
奥山清行氏がピニンファリーナ在籍時デザインした1台。
ピニンファリ−ナの歴史を振り返るとフェラーリとの縁は切れないとして、
フェラーリのシンボルカラーである赤を車名とし、ボディカラ−も赤に塗った。
このオープン2シ−タ−の心臓はフロントに搭載された5.5リットル48バルブ65°V12。
すなわちフェラーリ550マラネロのものを搭載し、後輪を駆動する。
ホイールベース2500mm、も変わらない。
スタイリングのインスピレーションは50年代の競走用スパイダー(当時のフェラーリはすべて競走用)。
20年経っても色あせないデザインは流石です。
テールランプはフェラーリエンツォと同タイプ、
全体的シルエットやフロントグリルは125や166を想起します。
フロントライトやサイドマーカーの位置は凄いですね。
ロッサは、ピニンファリ−ナが考える純粋なフェラーリスタイル、
そしてピニンファリーナスタイルです。
6MT4,290×1,940×?㎜
5,474㏄65°V12DOHC