ニコチャンマネーメイク

株式売買などのマネーメイク日記。

遠い記憶。1度歩くことができなくなった時に、心臓停止したけど攻略出来た時のお話

2022-09-30 16:48:21 | 九死に一生

今回は、会社員で働いていた時に、立つこともできないくらいになり、その時のお話をすると、「うそですよね?」 と言われるので、心停止したことも含めて書いておこうと思います。

 

大学を卒業して、新社会人デビューした会社の時に、福岡市内にある某有名総合病院に行った時に、待合室で、初老の紳士から、「ちょっとすみません。 あなたはひょっとしたら、大けがをされたり、大きな手術を受けたことがあるのですか?」 と訊かれました。

 

それで、「大けがしたことも、大きな手術したことも特にないです」 と私は答えました。 幼稚園生になる前に自転車に乗れるようになり、その時にタクシーにはねられたことはありました。

 

そのおじいさんの話では、ずっと長年医者をしてきて、今回人に付き合いこの病院に来ている。 あなたの椅子から立ち上がるしぐさや座るしぐさを見た時に、効き足の右足をかばうしぐさがあり、それは歩けなくなった人が手術したりした場合とかに、そんな風になる人がいるので気になってしまった」 みたいな話でした。

 

私は、「頭のおかしな人なのかもしれないなあ」 とすぐに忘れることにしました。 そもそも、おじいさんは身なりが良いスーツを着ており、説明のわかりやすさや、言葉も丁寧で穏やかで、論理的におかしな点はない。

 

でも、医者をやっていたという過去形なのに、誰かの付き合いで遠くから来ていると言っていたので、あまりその人の為にはならない行為に思え、医者は普通そんなことをしないように訓練されていると思うのと、特に足が悪いわけでもないので興味もなかった。

 

それから数年後のある日、転職した企業で働いていた時に足が悪くなり、さすがに立てないくらい悪いと、「あの時のおじいさんは一目見てわかった」 と言っていたので、その人と同じレベルの医者を探すのが1番適格ではないかなあ~ と考えました。

 

ただ、会社員が突然休むというわけにはいかない。 自分の仕事を放りだしてしまうと解雇されるかなあ~ と考えたので、歩けないのに会社には出社して仕事していました。 社会人は良く”プロ意識に欠ける” とか言ったりします。

 

自分が想像したよりずっと早くで、3日目くらいにタバコを吸おうと会議室に行くと責任者が来て、とても遠回しに私に辞めてほしいという内容の話をされました。

 

第1に、女性で長年勤めている人がいて、休まないで欲しい日にいつも休んだりする。 ただ、重役の恋人みたいに仲が良いのでさすがに注意できないみたいで、その女性は私の上司でもあり、どうもその人から仕事を奪う為に私が採用されている感じでした。

 

第2に、新入社員で入社した大学出たばかりのOLさんがいたのですが、腰痛だったか? 個人医院で手術をしたら脊髄損傷し、歩行困難になったみたいで、賠償金支払とかでもめている感じで、よく休んでいました。

 

そんな感じだったので、そこに新しく私が歩けなくなり、パッと見は「もう治らんやろ~」 と言われてしまうレベルでしたので、「参ったなあ」 と私は困惑しました。

 

責任者の視点では、最初は難病みたいな人が1人いたのが、あっという間に3人に増えてしまい、女性に肩たたきみたいなことをすると雰囲気的にやりづらいので、まずは男性の私が辞めてくれると助かる感じに見えました。

 

「ちょっと待ってください。 ○○さんは私が絶対にもう治らないことを前提にお話をされているのですが、私は攻略するつもりで今こうやって出社して仕事をしているのです。 1カ月とか経ってさすがにこのままであれば、その時にこのお話をしませんか?」 という風に説明しました。

 

辞めてくれれば助かるなあ~ みたいな打診をされたという場合、「はい、わかりました」 とは言えない。 そうすると、「1ケ月ペンディングしてもらえませんか」 と言ったりする感じ。

 

そもそも会社員は医療費は2割負担とかで少し安い感じがありました。 会社を辞めてしまうと3割とかになるし、無職だと病院に行きづらいイメージがありました。

 

ペンディングしてもらい、会社で仕事をし、夜中まで残業し、タクシーで帰る。 翌日とかに直接新しい病院に行き、「初めてきました」 というカウンターで言ってから、待合室の公衆電話から会社に電話して、上司に「昨日残業して今日の仕事は全部終わっていて、デスクの上に置いてあります。 深夜に帰宅したら家族が知り合いに新しく評判の良い病院を教えてもらったとの事で今日はそこに来ていますので、休ませてください」 と言う感じ。

 

病院に行くと、喫煙室があったりするので、あそこまで歩けないので、足をびっこ引いて行く感じ。 よく長年通院しているおばあさんとか、おばさんとかいるので、身なりの良いスーツ姿でヒアリング調査すると教えてくれるのです。

 

「あのXX先生は見た目はまともそうに見えて、実際はダメな医者」

「あそこの病院の方がお兄さんのケガには良いと思う」

 

そんな感じで、新しい病院に行くと、何度も喫煙室とかに行くと、常連さんたちがいるので、いろいろ教えてくれるのです。

 

初来院者みたいな新参者は、待っていても1時間とかで絶対に呼ばれない。 入院している人とが優先だったりして、検査を受けることをするくらいと決まっている感じ。

 

午前中に終わるとタクシーとかで帰宅し、バタンキューでソファーで寝る。 夕飯の時間に起きて夕飯を食べ、お風呂に入ってまた朝まで寝るというパターン。

 

歩けない状態にある人が無理に足を引きずって歩くと、異常に疲れるので、睡眠時間が異常に長く眠るみたいでした。

 

どこかの病院に初めて行くとタクシー代とか、初診料に検査代とかで、1万円とか2万円とかかかってしまう。 そうすると、新しく別の病院の評判が良さそうだと聞いても、金目の問題があるので、どうしても最初に行った病院に通い続け、時間が来て、タイムアウトエラーになる人が多いと考えました。

 

歩けない人は銀行に行けないので最初の段階でATMで1,000,000円くらい引き出し、会社のデスクの中に入れてありました。

 

弱り目にたたり目と言ったりするので、タクシーの乗車拒否されるくらいだったので、中学生とかにひったくりに遭うのかもしれないと考え、財布の中は数万円しか入っていませんでした。

 

会社で、コンピュータ帳票用紙の1枚目がセットで無駄になるので、みんながメモ帳としていました。 その帳票用紙に、殴り書きで、「手に考えさせる」 という方法で、昨日は3歩歩くのが限界だったが、今日は5歩歩けたとか書いていました。 記録しておかないとわからなくなる。

 

「昨日は会社から5m離れた場所でタクシーに乗ったので、今日は15m歩いてから乗った」 とか書いていく。

 

新しい評判の良いという病院に初めて行き、喫煙室で常連のおばあさんから聞いた話を書いて、「あそこは治せないみたいなので捨てよう」 とか書いていく感じ。

 

初めて行った病院で、歩けないくらい酷いレベルだと、院長室に呼ばれて、今後の治療方針説明があったりする。 そこでダイレクトに「私のこの症状で治せないですよね?」 と訊いてみて、その反応から本音を読むとかする感じ。

 

金曜日だったと思いますが、私が会社休んで直接病院から「今日は○○病院に来ていて、会社に行けそうにないので休ませてください」 と言ったりすると、その後に東京から上司が飛行機で来て、私のデスクに座り、仕事がどれだけできているのか? とかチェックしていたみたいでした。

 

たぶんね、わざわざ本社から毎週派遣されるくらいなので、専門知識のある人が確認してみて、仕事に遅れが生じていると判断すれば、即日解雇されるのかなあ~ という感じでした。

 

仕事というのは、その人が自分の担当をやるということで雇っているわけで、その人が病気とかになると、誰かがその分をやらないといけなくなる。 でも、それができるくらいの専門知識のある人となるとそう何人もいるわけではない。

 

誰かのカバーに回ると、自分の仕事が溜まるとかあるわけで、どこかで見切りを付けないといけないというのが会社員の世界にはある感じ。

 

すでに難病みたいな人が女性2名いるわけで、増えてしまうとロスとしかならないという、まあ非情な判断かと思います。

 

コンピュータの帳票用紙のメモ帳に、題名「バトルプラン」 と書いていて、そこに昨日より今日は何がどう好転したとか書いていた他に、責任者の悪口も書いておきました。 「もうそんな体じゃ絶対治るわけがない」 と言われ、私は人間性疑うとかと書いていました。

 

とりあえずペンディングの1カ月時間をもらえたので、会社はもう捨てようと書いていました。

 

たぶん人間の体って、1度悪くなるとあまり時間を置かないで回復した方が良いと思うのですが、長い時間歩けないと、それがその人の平均とうか、標準という風に脳が判断するので、筋肉が癒着したりして、治る度合いが低くなると思うのです。

 

1つは、そんな感じで、ある一定時間内に何か大枠で捉えることができないと、そのまま会社で仕事してやるよりは治療とかリハビリに集中した方が良いと考えました。

 

もう1つの理由は、1週間に7日会社に出社する日があるわけで、でも、最初の週は週は3回、翌週は2回新しい病院に行くだけで、精一杯でした。 統計確率論的にいえば、5回も新しい評判の良い病院を探せばそこでアタリとなる。

 

土日は当たり前のように出社していましたが、病院って平日しか営業していない感じだったのです。 普段そこの病院に行くこともない新参者は朝早く行っても常連さんが先という感じもある。

 

それで、仕事をハイペースでやって夜中まで残業してタクシーで帰るのですが、まあ、通常の2倍くらいの早さで仕事しているので、1カ月目は問題なくても、翌月以降は疲弊するかなあ~ と考えました。

 

仕事ができているうちは、特に誰かに迷惑をかけているわけでもないので、何か言われない。 でも、疲弊すると仕事が溜まるとかあるわけで、電話で問い合わせされたお客さまに、「担当の○○がちょっと病気の為」 とそんな台詞を繰り返すようになると迷惑となる。

 

病院で訊いてみたのですが、「僕は眠り病でしょうか?」 と質問したのですが、無理に眠るとかでなくて、自然と眠る分に関しては、体が治ろうとしているだけなので、1日10時間とか眠っても問題ないと言われました。

 

足が悪くなり、2週間で5回くらい病院に行きましたので、統計確率論的に、良い評判の病院を探して5回目くらいでもっとも良い病院に到達すると考えられました。

 

会社で責任者の方に、1カ月待ってくださいよ~ みたいに言っておいたので、その予定通りに潔く辞めようと考えました。

 

1つは、同じ会社の中で、若いOLさんが手術して脊髄損傷という感じで身体障害者確定という感じでしたので、「人生初めてのダウンかなあ~。 でも、自分なりに最も良い病院をみつけたので、そこで入院して手術すれば、身体障碍者としてこれから何十年と生きて行くよりはマシではないかなあ」 みたいに結論を出しました。

 

同じ職場に評判の良いという病院で手術して、脊髄損傷となり歩けなくなるという人が、私の直前に出たことで、病院選びからこだわりをもつ感じとなりました。

 

もちろんせっかく転職した会社でしたが、まあそこで無理をしてもという考え方。

 

結構仕事量が多すぎるという問題があり、このまま無理しているとどこかでやらかす可能性が見えてしまい、また、眠ることは良いことであると医者が言っていたので、「仕事する時間を全部眠る時間とかに回した方が早く治る気がする」 と感じました。

 

ところが、その病院で先生に、「入院させてほしい。 できればここで手術して人生やり直したい」 と相談したところ、「えっ、何で?」 と言われてしまったのです。

 

私の場合は夜遅くまで残業し、「明日は休めそう」 となると家に帰り、翌朝は早めに家族で車で病院に送ってもらいました。 病院って人気あるところは朝早く行っても駐車場に行列できているので自分の車ではまずいけない。

 

と言うか、自分では運転できない。

 

それで、家族に送ってもらい、病院前で降りて1人で初めての病院に入って行き、終わればタクシー拾って家に帰って眠りにつく。

 

歩けないという状況では付き添いの人がいたりするのが普通ですが、それがいない。

 

後はタバコをスパスパ吸う方のチェーンスモーカーなので、待合室から遠く離れた喫煙室まで足をびっこ引きながら歩いて行っては帰ってきて、また行くと繰り返す。

 

医者の話によると、普通そのくらい歩けない人は、意図的に遠くに喫煙室を作っているので、「もうタバコは吸えない」 と大人しく待合室の椅子に座っているらしい。

 

それでパンツ枚だけ、というほぼほぼ全裸に近い恰好で、「立て」 と言われ足がブルブルと痙攣しながら立たされる。

 

「筋肉がけいれんして、その様子を見るともう限界を示しているので、普通はアスリート選手でも立てないんだよ」 と言われました。

 

人は歩くことに支障が出ると、不安が先行するので付き添いとかに頼るとかある。 足が動かないと恥ずかしい感じもあるわけで、付き添いがいる方が心強い。

 

でも、人に頼るということを前提にしてしまうと、自分で自分の首を絞める結果を招くこともある。

 

私の場合は、病院の前とかで降りて、車は返すみたいな感じなので、「もう歩いて行くしかない」 みたいに追い込んでしまう感じ。

 

それで先生には、その辺の筋肉の癒着とかを防ぐように自分からどんどん歩いている点などが良いと少し褒められた感じでした。

 

こんなことを話しますとドン引きされる人もいらっしゃるのですが、私のシナリオは全く違っていた。

 

社会人になった初めてどこかの病院に入院し、そこに会社の人が見舞いに来て、「すみません、こんな体なので辞めさせてください」 と言えばそれで終わるかなあ、引き継ぎとかもせずにドロップアウトかなあ~ と考えていたのです。

 

最初に口火を切ったのは責任者の人だったので、「あの時辞めてほしいみたいに言われていた話ですが、決断しました」 とその人と話を着ければ済むかなあ~ と考えた感じでした。

 

それで入院を断られてしまい、医者と口論となった。 今思えば、そこが良くなかった気がする。

 

その後、先生から神経ブロック系の注射を許容量を超えてやれば、痛みが消えるかもしれないと提案されました。 「それって危ない話ですよね?」 と私が訊くと、「普通の人ならその場で心臓止まるけれど、お前は丈夫そうなのでイケそうな気がする」 みたいに言われました。

 

「えっ、そもそも心臓の診断すらしていていないのに、何を根拠にそうなるのかなあ」 と不安があったのですが、それ以外は特に治療法がないみたいでしたので、「わかりました」 と答えました。

 

最初に悪くなった時に責任者に遠回しで辞めてほしいと言われた時に、「わかりました」 と言っていれば、治療に専念できて、口論とかにならずに済んだのかもしれない。

 

その日病院に行くと、「それ署名だけしておいて」 と言われ、紙には死んでも文句を一切言わないという感じの事が書いてありました。

 

「嫌な予感するなあ」 と思ったのですが、今そこでやめたいと言えば治療も他にないので通院そのものができなくなってしまう。

 

上半身裸となり、心臓などにセンサー類を取り付けて、いざ注射すると、株価ボードが世界同時株安になった時のようにアラームが鳴り、激しく点滅して数字が落ちていきました。

 

映画に出てくるような死んでいくシュチュエーションのように、先生がペンライトで私の目を開けて見ながら「○○さん、大丈夫ですか~~~」 と言って、「ヤバい死んでしまう~~~」 と慌てていました。

 

「1番不安なシーンって何?」 と訊かれれば先生が慌てまくりで、私の目にペンライトを当てて「大丈夫ですか~~~」 とかやるのを見た時に怖さが倍増する感じ。

 

その後リブートした感じで先生に「大丈夫ですか?」 と訊かれ、「先生がペンライトを私の目に当てていた時が1番怖かった」 と話すと、「○○さん、心停止していましたので、それは覚えているわけないですよ」 と言われました。

 

心拍数が元に戻り、安定しているので家に帰って良いと言われました。

 

その日は、さすがに心停止状態に陥ったという生まれて初めての体験をしたので、「嫌な予感するので早めに寝よう」 と23時にはベッドに入り眠りました。

 

1時間後くらいに目覚め、ひどく頭痛がして、汗が凄い。 それでベッドの横のテーブルにある一般加入電話から救急車呼ぼうとしたのですが、1mもないそこにどうしても手が届かない。

 

布団の中に頭を突っ込み、像に踏まれているような痛みがあり、気が付くと朝の5時くらいでパンツまで汗でびっしょりと濡れていました。

 

冬なので暖房も入っていないのにそんなに汗が出るということも初めてで、でも、何かが通り過ぎたような気がしましたので、外の自販機に缶コーヒーを買いに行き飲みました。

 

たぶんね、神経を麻痺させる麻酔系の薬を許容量超えて打った瞬間に体が拒絶反応を起こして心停止となり、その後心臓が動きだしたものの、薬を吐き出すような感じで汗が出たのかなあ~ と思いました。

 

その日が土曜日くらいで、月曜日に病院に行った時に先生に、あの後とんでもないことになったと話しました。

 

その時先生に、「もう許容量を超えて打っているので、しばらくは2度と打てない」 みたいに言われました。

 

先生の話では、人は傷みが強いと自動で意識を失うと説明していましたが、それがなかなか意識を失わないので、痛みを感じて苦しむのです。 像に踏みつぶされているような、のたうち回る苦しみでした。

 

ことわざのようなものに、「人は誰もが同じように見えてしまい、その差が出るのは緊急事態が起きた時」 なんていわれていたりします。

 

とある上場企業では、難病を理由に1年に1度も出社しない社員3人の給料だけで、年間1億円支払続けていると言われていました。 そのことに関して、「そんな無駄金のせいで俺の給料が本来もらえる金額より少ない気がする」 という不満を持つ人も少なくない。 また、何か病気とかになるとそれを理由に、サポートに回らないといけなくなる人達の不満も少なくなかった。

 

そんな社風というか、そんなことがあったりしている時に、1人だけ歩くことはおろか、立つこともまともにできないという感じとなった私が、わずか1カ月もかからずに出社してしまったので驚きまくりでした。

 

専門医の話では、「そんなに酷い現状なわけなので、後遺症は必ず残る」 みたいな診断でしたが、飛んだり跳ねたり、ダンスしても、全力疾走もできるくらいに回復してしまいました。

 

数十万人に1人か、数百万人に1人か、とにかく今までそんな人がいなかったので、俺も答えようがないと専門医が言っていました。

 

専門医の話では、3つの初めての経験をしたらしい。

 

第1に、歩けないという以前に、立てないというのはパッと見てわかる。 プロのアスリート選手とか診たりした経験などがあり、「立て」 と言われ足の筋肉がプルプル震えながら痙攣し、それはもう筋肉の限界点を示しているので、立ち上がる事ができない。

 

でも、私の場合は、ブルブルと震えながらもなぜか何度やらせても立ち上がれている。 何か子供時代に特殊な訓練でも請けているようなイメージがあり、相当体が強いように見え、初めて見たと言われてました。

 

第2に、普通の人に神経ブロック剤を許容量を打つとその場で心臓が止まるらしい。 体が強いと見えるので、コイツに打ってみるかと考えた。

 

でも、なぜか打ったらそのままアナフィラキシーショックでも起こしたかのように心拍数が異常に落ちてしまい、そのまま心停止してしまった。

 

目の前で患者が心停止してしまいそれも初めてらしい。

 

第3に、病院で投薬された薬などでアナフィラキシーショックを起こした場合、蘇生されるまでに移動などでどうしても時間がかかり、10分とか心停止したりすると脳がかなり損傷し、しゃべれないレベルまで陥り、その後身体障害者となったりするらしい。

 

私の場合は、心停止したのを機械のバイタルチェックで確認した直後に自分で心臓をリブートしている。

 

結構それは珍しい事らしくて、まるでコンピュータが調子悪くなった時にリセットボタンを押して再起動するようなかんじで、それは初めて見たらしい。

 

推察のようなものとして、神経ブロックする薬を許容量超えて打った際に、体が異物が混入したと判断したり、センサーがおかしいみたいに判断して、自分で心臓を停止してリセットしたのではないか?

 

何かリセットしたりした時に、キャリブレーションチェックみたいになって、のたうち苦しむようになり、汗でかなり体外に排出していたような感じ。

 

専門医の人は、ある日それまで1度も会ったこともない私が来院するようになり、数多く患者を診てきたのに、なぜかその中に含まれないような異質の変わった患者に見えてしまい、「治療のしようがない。 おそらく1人で治っていくと思う」 という結論に達し、「もう来院しなくて良い」 とお断りされてしまいました。

 

「ひょっとしたら、単なるアナフィラキシーショックみたいなものだったのかもしれないので、歯医者とかで麻酔とか打つ時に気をつけた方が良い。 わずかな量でも心停止する可能性もある」 と注意された。

 

そんな台詞言われると結構怖いじゃないですか。

 

でも、歯医者に虫歯で通ったりして麻酔打たれたりしましたが心停止しませんでした。

 

小学生1年生とかの頃に、友達の家とかで、別の友達がいて、「この子は建設屋」 と紹介されたりした。 よくわからない世界ですが、家の職業とかで、「この子の家は何屋さん」 という紹介をしている感じ。

 

それで、「おい、建設屋」 と野球をしたり遊んだりする時とかにそう呼ばれる事があったのですが、そもそも建設屋というのは祖父の業種の1つで、祖母の家は病院でした。

 

父も私も医者を目指していた感じで、医者になれなかったのですが、そもそも何屋さん? という部分では、祖母のメディカルチーム所属となるのだと思う。

 

そんな感じなので、歩けなくなった時に、歩く事をやめるとそのまま立てなくなるとかは私は知っていたと思う。

 

総合病院とかで当時敷地の端となるような場所に喫煙所がありました。 今は病院の敷地内に喫煙所は設置できません。

 

待合室の椅子に座って1時間も待っても呼ばれない。 新参者とかは入院患者とかが呼ばれた後になる。 それで仕方なく喫煙所まで足をびっこ引いて歩いて行き、タバコを吸い、そこで常連さんに情報を集める為にリサーチして、また待合室に戻る。

 

普通歩けなくなった時に、チェーンスモーカーの人はタバコを吸いに行けないとそこで心が折れてしまい、禁煙したりするらしい。

 

スーツを着て、冬に喫煙所に行ったりすると、顔から汗が噴き出す感じで、額からタラタラと流れていく。

 

大きな病院は車で行くと駐車場が一杯で満車となるし、そもそも運転できないので家族に往きは送ってもらったりしていました。

 

歩けない人というのは、もうほんとにあと1歩とかのその1歩ができないわけで、病院とかに1人で行くのはかなり怖いので付き添いを欲しがり、その結果、自分に跳ね返るというのがあると思う。

 

病院のそばまで来たら車を停めてそこで降りて、あしをびっこ引いて汗だくなりながら病院に歩いていたりして、専門医は、「思い切りが良いなあ」 と見えて感心されたと話していて、少し褒めてくれました。

 

でも、私はそもそも医者を目指したことがあるくらいで、祖母の家は病院だったので、歩かないと自分が歩けなくなると知っていただけなのだと思う。

 

当時、ボスは日本で1番の高級住宅街の芦屋に住んでいました。

 

人脈とか凄そうであらゆる業界に繋がる人的インフラを持っているような感じで、調べたのだと思う。

 

歩くことができない。 というかそれ以前に立てない状況に三之橋という奴が陥った。

 

まあ、絶望という感じになるので、仕事なんかできないだろう?

 

そう考え、調べさせる為に何度か部下を派遣している。

 

そんな時に私三之橋は会社を休み、「今日は近所の人が評判良いと言っていたので○○病院に来ていますので、今日はもう会社に行けそうにないので休ませてください」 と公衆電話を掛けてくる。

 

飛行機で飛んできた人が、私のデスクに座り、仕事内容をチェックしまくる。

 

専門知識がないと判断できないので、かなり知識のある人となり、飛行機代だけでも結構お金かかるので、「仕事できていなければクビか」 みたいな世界だと思う。

 

会社員が事故に遭って大けがするとか、難病になったりすると、「仕方ないでしょ?」 みたいに当たり前のように会社を休み、周りの人を巻き込んでしまうことが多い。

 

調べられるのはわかっているし、他人の仕事をチェックするのはしんどいと考えるので、綺麗に整理してデスクの上に並べて置いておく。

 

でも、調べてみて全部終わっていたりして、さらに引き出しの中にバトルプランと書いた手書きのメモが出てくる。

 

病気とかケガでは治してくれる病院探しをしないといけない。 1度訪問してみて、高い初診料とか支払っても、「ダメかな」 と思えば2度と行かずに、他の評判の良い病院を探す。

 

たぶん、同じ病院に通う方が心理的には行きやすいと思う。 ただ、結果を伴わないだけですし。

 

歩けないと、土地勘のないところに通うというのは心理的に難しく、タクシーとかを使うのでお金もかかるので、何か根拠でもないと別の新しい病院へ行きたいとは思わない。

 

統計確率論を駆使して、「ここだ」 と自分でみつけている。

 

デスクの引き出しを開けるとATMで下ろしてきた100万円の残金が入っているのを見てしまう。

 

時間との戦いかなあ~ と考えるし、足が悪くてタクシー乗車拒否されまくるので、ひったくりにでも遭うと傷口を広げてしまうので会社にお金を置いておくのが1番確実だったりする。

 

「プロ意識に欠ける奴だなあ~」 と感じてしまえば、厳しい会社ではそのまま辞めてもらう話になるのは確実なので、仕事を先に片づけて、「明日は休んで問題ないな」 とか自分で考えないといけない。

 

「弱り目に祟り目」 という言葉あるように、仕事で誰かに負担を掛けると、「いつ辞めるの?」 みたいな空気感になるので、避けないと治る病気もたぶん治る事がないと思う。

 

大けがをしたり、病気をしたりするというシュチュエーションで1番気を付けるのは、たぶん仕事を全部1人でいつものようにやるという事だと思う。

 

でも、長期化すればたぶん速度は落ちていくと思うので、1カ月辞めてくれ~ という話をペンディングしてもらい、その1カ月で勝負に出る感じ。

 

会社の健康保険証を使うので、どこの病院に通っているとか追跡は楽だと思う。

 

たぶん、芦屋の高級住宅街に生まれつき住んでいるようなボスだと、簡単に、「同じくらいの症状で治ったのは、三之橋1人しかいない」 とかもわかってしまうと思う。

 

そんな感じですので、歩く事はおろか、立つ事さえ困難な状況に陥った事がきっかけで、「それまで経験したことのないものを攻略する速度はおそらく最速レベルだと思う」 となったのだと思う。

 

長い人生を生きていると、山あり谷ありだと思う。 人はある日大けがをしたり、難病になるとかあると思う。

 

どんな人でもたぶん、「何で俺がこんな目に遭うんだ」 という風に感じたり、絶望感みたいなものを感じたりして、そこはもれなく全員平等なスタートになると思う。

 

風邪をひいたという場合でも、人は当たり前のように会社に出社したりすると思うのですが、日常生活を続けるというのはリハビリになって良い面がある。

 

例えば、腰痛で腰が痛いという時に、「俺は腰痛が酷くて休みます」 みたいな人もいれば、「俺は腰痛が酷いけれど、仕事はあるので会社に行きます」 という人もいると思う。

 

腰痛のようなものでも、”運動療法” が1番回復に役立つという考え方となっていると思うので、あまり休む事を考えないというのが基本かなあ~ と思う。

 

考え方にはいろいろあるので、そこでスパッと辞めるという方が治療に専念できるとかあると思うので、自分で判断するしかないと思う。

 

病気とかで辞めると後での再就職での面接が難しくなるというのはあると思う。

 

「病気すれば簡単に辞めちゃう人なんだ」 と聞いてしまうと、その面接した人が、自分がその状況で仕事をさせられることを連想してしまうとかあると思う。

 

歩けないような障害のある人がいたり、歩くのが苦手な人がいたりして、歩けるようになった私に、「どうすればそんなに歩けるようになるのか?」 と質問されたりするのですが、たぶん勘違いをされるからうまくいかないのだと思うのです。

 

例えば、歩けなくなった時にスーツを着て歩いて、休憩していると幼稚園生の子供に、「お兄さん足が悪いの?」 とつぶらな瞳でみつめられて訊かれるとかある。

 

恰好悪い姿だと自分で思うし、そもそも歩いて楽しいとか感じない。

 

最初に頭の中で考えてみて、「このまま歩けない人生で何十年も過ごすのと、今努力して治るかもしれないのとどっちが良いのか?」 という二者択一で考えているだけだと思うのです。

 

「どういう人生を目指すのか?」 みたいな哲学的な事をテーマに考えると結論とか出ないと思う。

 

今の恰好悪い姿でこの先もやっていくのと、ひょっとしたら今全力を出せば治ってしまうのかもしれない。 そんな2つのコースがあり、どちらを選びますか?

 

そんな風に考え、後は自分で決めた事だからとその方向性でいくだけだと思うのです。

 

歩けない人が、「この薬を飲めば、歩けるような人生に変わります」 とか存在しないと思う。

 

歩けない人が、どこかの宗教団体の関係者に、「歩けないのはあなたの先祖が苦しんでいるからで供養が必要です」 と言われたりした時に、先祖のせいにすれば気持ちは楽になれるかもしれないが、歩けない事実は変わらないと思う。

 

ことわざのようなものに、「神様なんていないと思う。 自分を救う事ができるのは自分だけですよ」 というのがあると思う。

 

そんな感じでやっていたら、心停止状態に陥るということや、その後にのたうちまわるような苦しみとかもあったのですが、治ってしまったのです。

 

とある企業内で、心停止した事があり、リブートして生きている社員は私三之橋以外は1人も存在していないらしい。

 

1度心臓が停止すると脳に酸素の供給などが止まるので、脳に障害が起きて、その後うまくしゃべる言葉も覚え直して、障害者と認定されたりして生きていく人が多いみたいです。

 

私の場合は心臓が停止し、その後すぐに自分で動かしたという事で、脳に障害がないと医者が言っていました。

 

私がブログとかネットで歩けなくなって歩ける話を書いたりしているのですが、何か自慢したいわけでもないのです。

 

ある日立つことができずに病院を探して専門医のところに到達したら、「体が丈夫そうに見えるのでたぶんうまくいくと思う」 という方法を案内され、普通の人ならたぶん即死すると考えられるが、心臓が丈夫だと心停止はしないので、神経の一部が鈍感になるくらいで一気に回復できる治療法です~ みたいに案内された。

 

他に選択肢がないように見え、でもそのまま諦めるともう歩けない障害者として認定されて行くしかないみたいでした。

 

それで仕方なく、「わかりました、やります」 と即答してしまった。

 

でも実際にやってみたら、テレビや映画で飛行機が故障して墜落するシーンのように、警報が鳴りまくるような感じで、「ヤバい」 と感じて、自分の心臓に付けられたセンサーの心拍数が、急死する人のように凄い勢いで落ちて激しく点滅して、医者がペンライトで目を開け覗き込み、「三之橋さん、大丈夫ですか」 と訊き、「ヤバいぞこれは心停止する」 と先生が言っていたのが見ていて怖かった。

 

先生に話したら、「三之橋さんの心停止した状態を確認したので、それはあり得ない。 脳に酸素が供給されないので記憶できないんですよ」 と言われてしまいました。

 

その後心拍数が安定しているので自宅に帰って良いと言われたのですが、その日もう1度死にそうになってのたうち回るという結果でした。

 

私がお伝えしたいのは、結果を求めるが故に、リスクも伴った感じで、普通の人が一生に1度経験しないで死んでいくような痛みというか苦しみは経験してしまったという事なのです。

 

小学生の頃に同じクラスの女の子からファンレターをもらいました。 「三之橋君は、いつもひょうきんな事を言ってみんなを笑わせてくれるので、学校が楽しいです」 と書いてありました。

 

家に帰ると、お父さんとお母さんが仲が悪くて家庭環境がちょっと複雑な感じで、つまらないらしい。

 

でも、学校に行くとその教室では、三之橋という人がいて、授業中にみんなを笑わせてくれたかと思えば、運動会ではリレーでアンカーランナーだったり、騎馬戦に出たり、家でテレビ点けたらそこにも出ていた。

 

「いったいいつこの人は休んでいるのだろう?」 と思ったり、「どこからそのような元気が出るのだろう」 と思ったりするらしくて、いつまでも頑張ってほしいので草場の陰で応援していると書いてありました。

 

そんな感じだったので、「人に頑張れとか言う前に自分が頑張れ」 と返事送っておきました。

 

そんな感じで大人になると、車椅子に乗って同窓会とか行けないと思うので、結果を求めるのかもしれない。

 

どんな人でも、楽勝に見える人生であっても、おっかない思いとかはしてきていると思うのです。

 

足が悪くなった時に考える事は、「足が治ったら、また元のようにスーツ着て普通に行けば良いかなあ」 と考えるくらい。

 

例えば、自分のファンだったという女の子が大人になっていて、その子と付き合いたいとかの気持ではない。

 

「三之橋君って、変わらないね」 と言われたいだけなのだと思う。

 

自分が誰かの夢を壊すような人であって欲しくないのだと思う。

 

普段は全然覚えていないのに、ダウンした時に中学生の頃に告白された事とか急に思い出して、自分が無様な車椅子に乗ってどういう顔して会えば良いのかわからないので、立ち上がるのだと思う。

 

人は高校を卒業し、大学を卒業し、新社会人デビューしてどこかの企業で管理職として働いたりする。

 

まともに考えると1日にやらないといけない仕事量が異常に多いので、まともにやるとたぶん夜中24時になっても終わらない量だと思う。

 

それで、”タイムマネジメント” と呼ばれる技術を使い、複数の仕事を平行してやっている。

 

例えば、転職で面接に合格して、初めて出社した人が、周りで働く人を見て凄い仕事量を凄い速さでやっているのを見て、わずか1日で辞めたりしていく。

 

技術的には比較的高度は技だと思うのですが、そういう器用に見える人でさえも、ある日突然難病とかになったりして、そのまま帰ってこない人の方が圧倒的に多いと思う。

 

私の場合、上司が難病でなかなか辞めることができなかったみたいで、難病になって何年もチョクチョク休むとかした後で、「私はバブル経済の頃にマンション買ったので、何とかやっていけるわ」 と言って退職されました。

 

自分が立つ事ができなくなった時に、脊髄損傷となり身体障害者として認定されたOL姉さんはその後退職され、身体障害者枠で世界的に有名な企業に正社員として入社できたみたいでした。

 

そんな感じですでに2人難病なので、私三之橋には辞めて欲しいと当時責任者の方が言った感じでしたが、会社の仕事に穴を開けることもなくすぐに急回復してしまいました。

 

「俺は辞めろとか一言も言ってないぞ」 となぜか撤回されていました。

 

当時、”小僧” みたいな呼称から、”先生” と呼ばれるように変わりました。

 

よく会社の人が、「先生」 と呼んだりするのを見たりしますと、「三之橋さんってピアノの先生していたの?」 とか、「料理の先生でもしていたの?」 とか訊かれる事があります。

 

先生というのは、その企業で役員を含め、難病とかになったりした時に、ただ仕事の技術でそう呼ぶ習慣があったのです。

 

その企業では難病になると、1年で1日も出社していないのに高給が支払続けられていたりして、そもそも仕事すらしていない。

 

1度コケてしまうと、2度と立ち上がれないという結果がほとんどだった。

 

1人だけ、「心臓が止まりましたが、回復できました」 と戻った人間がいた。

 

会社の人が一目見て、「うわっ、コイツはもう2度と治らんと思う」 と思ったのに、なぜか2週間後とかに見た時には別人のように変わっていた。

 

調べて、1人だけ後遺症もないくらい回復できた人間がいる。 それは三之橋だったと知って、周りの評価が一気に変わった感じでした。

 

ボスは、お金持ちで有名でしたが、最後には難病になり、攻略できずという結果でした。

 

よく言うじゃないですか。

 

高校を卒業したり、大学を卒業し、社会人となる。 そのスタートラインとなる就職する企業で、社会とかに関して教わる。

 

まあ、教わると言っても、見よう見真似で働き、何かを覚えていく。

 

そうしないとね、30歳とか40歳とかになった時に、何かを知らないままという人になっていたりして、知らない人と会う時とかにどういう風に接して良いのか? がわからなくなったりすると言う。

 

あくまでも自分の為なので、自分が見て、「この企業だとメチャ仕事厳しいらしいし」 と入るのを躊躇う会社に、「えいやっ」 みたいに入ってしまう。

 

デスクで見よう見真似で周りの人を見た時に、「うわっ、メチャ仕事早いなあ」 と感じ、「ついていけるかな」 と不安になるが、やるしかない。

 

学生時代とは時間の管理の仕方とかが全然違っていて、タイムマネジメントというスキルがないと辞めてもらうしかなくなる。

 

自分がやれるかどうか? みたいなものは実際に働いてみないとわからない。

 

そんな感じで、「普段の仕事でいっぱいいっぱい」 みたいな感じがあるので、ある日病気をしたり、けがをしたりすると、もう仕事を投げ出さないと治療どころではなくなる。

 

でも、投げ出しても治らない人の方が多い気がする。 というか、私自身、自分以外の人が回復したのをたぶん1度も見たことがない。

 

社会人デビューした会社で、同じ課の上司が1人脳梗塞となり、見舞いにその人の部下だったというOL先輩姉さんと行くと、しゃべる事ができない感じだった。

 

自分が歩けなくなり、とある病院の喫煙所でリサーチしていたら、「お兄さん、そのくらい足が悪いと身体障害者で一発で認定されるので、もう働かなくて良いのよ」 と言われ、その日の午後にそばにある食堂で、私三之橋の歓迎会という感じの飲み会となりました。

 

酔っぱらった人達に歓迎されている感じで、その酔った人を見ていて、ふと、「おばさんには悪いけれど、もしも治らないとなったらその時点で自殺でもしょうと思う」 と考えました。

 

自動販売機で酒でも買って、一気に飲んでほろ酔い気分で都内の自動車専用道路を走るトレーラーの前を横切って一瞬で死ねば良いのかなあ~ っと考えた感じ。

 

自分の中では、「ここがデッドラインかな」 みたいな規準があり、それを下回ったら、自分で死ぬとかする方が良いのではないかなあ~ と考える感じ。

 

たぶん、そんな考え方をしているので、それで治っただけのような気がします。

 

私の場合、18歳の大学1年生になった時に、もう入学式から新車に乗って同じクラスの子が乗って来ていて、「俺は4年後にはどこかの企業に入っていて営業車にでも乗るつもりなのでその時困らないように実践練習している」 と言っていた子がいた。

 

大学生になったばかりなのに、もう4年後のレースがスタートしていると言う意味だと思い、周りの子に訊いてみたらもうみんな車の免許取って、中古車を買って同じようにスタートしていた。

 

そんな場合、あなたならどうします?

 

私の場合は、4年後に会社員になれないとかの結果だと嫌だと思い、車を運転して練習もしていました。

 

そんな場合、あなたならどう考えます?

 

私の場合は、「4年後に、まず入社したくないような厳しい会社を選んで入社して、そこでダメ出しされたら、修正して2社目に入社してやれば、残りの人生は安泰かなあ」 と考えました。

 

大学を卒業して、新社会人デビューした会社で、ダメ出しされたことがなくて、怖いくらい上手くいく感じの連続でした。

 

でも、「もしもこれがたまたま偶然に神様の悪戯でこういう結果であれば、何か会社が倒産でもした時に、自分が一気に途方に暮れる人生に転落しちゃうのかもしれない」 と考えました。

 

それで、1社目よりもっともっと厳しそうな企業に飛び込むという作戦を考え、転職しました。

 

その会社にいれば、出世コースなのに捨てたの?

 

まあ、みんながそう驚く事件です。

 

そして、2社目で働いている時に、足が悪くなり、立つ事ができないくらいなので歩けなくなりました。

 

当時、会社に足をびっこひいて歩いて行き、その姿を一目見て、みんなが、「あいつはもう終わった」 と感じたそうです。

 

でも、そこから一気に猛スピードで回復して、歩けるように治ってしまいましたので、まあみんなは驚くじゃないですか?

 

ただ、私も知らない話があって、後から会社の人に聞いた話があるのです。

 

例えば、「コカ・コーラって、レシピを知る人は2人しかいないらしい」 とか言われたりしていると思います。

 

会社って凄く変わっている世界なのです。 世の中には1度も会社員となって働いた事がない人もいらっしゃいますので、書いておきますね。

 

ある会社が誕生し、そこで儲かるとかあると、必ずその会社で働いた事のある社員が会社を辞めて、独立して同じようなそっくりの会社を創業する事がどうしても起こるのです。

 

それで、会社の方は、そういうのを防がないといけないので、新卒社員とかで入社しても、役員の会議に参加できないとか制限があります。

 

コンピュータの端末にデータを入力する場合でも、アクセス制限などがあり、その人が見てはいけないメニューとかは見る事すらできない。

 

ざっくり言ってしまうと、大学卒業して20年とかそこの会社で働き、部長になれた人でも、会社のスキームを説明できないとかある感じで、実は会社の事は良く知らない。

 

単純に自分の仕事をしているだけで、会社に所属する社員のすべての人の名前とかも知らないとか、そんな感じなのです

 

自分が長く務める程に、あるいは出世する程に、ちょっと自分よりも偉い役職にある人と話す機会が増えたりして、少しずつ会社の仕組みとかがわかる感じになっているのです。

 

それで私三之橋の場合は、転職した時に管理職の上司がそれなりの役職で長く勤めていた事もあり、「三之橋くん、端末にデータ入力する時に、君はまだアクセス権限ないので、私のIDを使ってね」 と言われたのです。

 

会社のコンピュータは、「いつ誰がこのデータを入力した」 とわかるようになっている。 たぶん、デカい会社は国税局管轄となるので、1つ1つのデータに正社員のコードが紐づけされている。

 

おかしな話になるのですが、難病で会社の人が辞めて欲しいと考えているその上司が、会社に来ていないのにガンガンデータが入力されまくる。

 

私は新入社員という新参者なので、まあいわゆる試用期間というのが3カ月あるので、それで上司のIDを使っているのだと考えました。

 

前任者が辞めていたので、上司が教える係となるのですが、そもそも具合が悪いので会社に来なかったりする。

 

でも、仕事はしないといけないので、自分で調べてやるしかない。

 

よく、「誰も仕事を教えてくれる人がいないのか?」 と驚く人がいたりするのですが、会社ってそんな感じです。

 

国税局の管轄だと、仕事の基準が変えるとたぶんアウトとなってクビになるじゃないないですか。

 

そうするとどうします?

 

私三之橋の場合は、「他拠点の同じような仕事をしている人の端末に割り込み、その人の仕事を見てパターン分析して同じように入力すれば良いか」 と考えたのです。

 

普通はそれができない。

 

でも、上司はそれなりの役職にあったのと管理職でもあったので、あらゆるアクセス権がIDに紐づけされていました。

 

他人の端末、福岡にいる人間が東京の端末とかに割り込み、データを書き換えると大変な事になるので、そこは気を使うので見るだけ、印刷するだけとしたりする。

 

上司のIDは、アクセスしまくる事ができたので、まあ関係のないところもアクセスしまくってしまいました。

 

ついでに調子に乗ってしまい、システムを管理している最高責任者に、「あのプログラムは間違えていますよ」 と何度も言ってしまいました。

 

「ここは天下の○○のシステムなので地上でもっとも高度なプログラムでそれはあり得ない」 と叱られましたが、私の指摘した内容はすべて間違えていたと謝罪はありました。

 

入社してすぐにそんな電話をしたり、「ここが使いにくいので改良して」 と言ったりしたのですが、私1人しかそんな人がいないと言われました。

 

そんな感じだったので、入社してすぐに問題になったらしいのです。

 

「パターン解析防止プログラムになっているので、普通の人は見ても会社の事とかわかるはずがないように作られている。 ただ、三之橋という奴はおそらく1回見ただけですべて理解できたみたいです」 

 

そんな感じでボスに報告されていたらしい。

 

そんな事があったみたいで、そこに足が悪くなって歩けなくなり、デスクからトイレに行くのに足を引きずって歩く。 

 

普通の人はそのくらい悪いと喫煙に行けなくなるのでタバコは吸わないらしいのですが、我慢できないので、足を引きずってタバコを吸いに行く。

 

会社にそもそも重症みたいな人って出社しないので、普通はそんな人を見る機会もないので、見て驚く。

 

そんなに酷かった人が、みるみる、会う度に良くなっていくのを見てしまい、驚く。

 

私の場合、専門はフリンジサイエンスの人間行動分析とかになるので、まあ、”芸は身を助ける” という結果となった感じでした。

 

そもそも、三之橋という奴は会社で評価されているのはどんな技術なのか?

 

会社に大学を卒業して、ずっと働き続けてきた人が、「丁寧に説明されたとしても、何度説明されたとしても、自分には到底理解できそうにない。 でも、三之橋という奴は、誰からも説明されていないと思うのに、自分よりも会社の事に詳しいようにしか見えない」 と言われていたのです。

 

例えば、会社に行き仕事をしていると、同じ会社の人、上司とかが、「こんな問題が起きた。 困った。 どうすれば良いのか」 と社内に電話かけまくる。

 

それで、「先生はどう思いますか」 と訊くので、「私ならこうすると思う」 と即答すると、「うわっ早っ、30秒くらいしか考えずに即答したぞ」 と驚かれるのです。

 

それで、「先生に訊いたら即答してくれ悩まない」 となる。

 

1人やる人がいると、みんな真似ていくので、行列ができる。

 

ザックリ言えば、まあいわゆる、”ソリューションスキル” みたいなものです。

 

今大学生の人とかが読むとわからないと思うので書いておきますと、人は1人で生きている人はまずいないと思います。

 

例えば、会社に入り仕事をして、ある日支店長とか営業所所長とか、拠点の責任者でもなる。

 

ちょっとした問題が起き、それは自分であればこう対処するという結論を出さないといけない。

 

でも、自分の会社ではないので、全国展開している企業だと数多い他の支店の支店長とかに電話して、相談するとかしていかないといけない。

 

よく、「私は知らない人と話すのが苦手なので、電話が苦手」 と言われる人は珍しくないと思いますが、そもそも大企業とか1つの事務所ではありませんので、電話でのコミュニケーションスキルが低いと人間関係の構築が上手くできないと感がられるので、あまり出世は望めないと思います。

 

想像してみてください。 国税局の調査対象という企業だと、毎年必ず、東京国税局が調査に来たり東京国税局が来たのになぜか続けて大阪国税局が調査に来たりとなります。

 

もしも、その調査で○○支店長のおかしな点を発見しました~ とでもなれば、大変な事になります。

 

「法律に抵触している可能性ある」 とか指摘されても困る事になります。

 

「会社の方針と違っている」 と指摘されても困る事になります。

 

整合性とかを考えて、確認もしながらやらないといけないわけで、「俺の言う事が常に正解」 とはならない。

 

電話して答えてくれる。 まあ、「人として訊かれたことに答えるのは当たり前」 と思う人もいらっしゃるのですが、国会議員を見てもわかるように答える人は少なかったりする。

 

例えば、代表取締役社長から仕事を振られたとします。 その場合、関係している社員のすべてに電話して、「今回の問題を仕切る事になりました三之橋です。 ぶっちゃた話、どの辺で線引きしてほしいとか希望あると思うので話し合いに向かう前に聞いておきたいのですが」 と言うしかない。

 

でもそうすると、「それって社長の仕事だよね? そんな話題、社長の仕事に意見したとかわかれば、明日俺が出社したらデスクが外に捨てられていると思うので意見なんて言えないでしょ?」 と言われる。 そんな善人には程遠い人達だったりするのです。

 

社長から言われた仕事、クレームの解決とかで話し合いに出向く。 もしも、そこで取引先の重役が、「2つの選択肢があります。 どっちにしますか?」 と言われわからないとします。

 

その場合、「そうだ、社長の携帯に電話して、本人に選択してもらおう」 と考える人がいらっしゃると思いますが、もしも携帯とかにその場で自分の携帯から電話して、「社長どっちにしますか?」 と訊いて、もし即答できないと、後で会社に帰った時に、「俺に恥をかかせやがって」 と怒ってしまい、10年くらいは許してもらえないと思います。

 

社会人として、「口にした発言に責任を持つのが当たり前ですよ」 とされているので、訊かれた時に責任を追及される可能性があると感じれば、まず答えてくれないのです。

 

常務とか、社長とかに、「問題解決してきてくれ」 と言われ出向く。 でも、「話し合いが平行線となり、また行きます」 と報告すれば、「俺の代わりに行った話し合いで2回も3回もあるとか、お前バカか~」 と叱られると思うのです。

 

それで、結論を出すしかなくなる。

 

そうすると、帰りの車内でみんなが一斉に会社の社員に電話しまくり、「三之橋がとんでも提案しました。 私はオブザーバーです」 と言いまくるのです。

 

そんな感じなので、企業で働く人に気が触れておかしくなったりする人や、難病になってしまう人や、自殺される人が後を絶たない感じなのです。

 

会社に帰り、社長に報告を書いて送る。 「なるほど」 と呼んで思われるとまた変わる。

 

帰りの車内で、あれだけダメ出ししていたオブザーバーの人が、「最初から三之橋のプランを支持していた」 と言い出す。 「うそつけ~、”三之橋はクビじゃないか” と電話で大笑いしていたくせに」 と思ってしまう。

 

総務に連絡して、朝電話した人の報告書を取り寄せると、「重要な取引先と商談中に、三之橋から携帯に電話があり、社の一大事だと話すので、微弱ではありますが助言した」 と書いてあったりする。

 

「えっ、うそつけ~、社長の仕事に意見したら大変になると言って、アドバイスとかそれ以外なかったのに」 と思ってしまう。

 

舞台裏を説明するとそんな感じ。

 

朝出社して、社長からの仕事だと急に言われ、その日の予定は全部キャンセルして出かける。 クライアントである、「誰かの依頼なのか」 をよく考え、その人の合格を出す水準みたいなものをスジヨミして、寸分たがわずそこに着地させる。

 

重要なのは、周りにいる人に、「落としどころはこの辺ですかね?」 とは絶対に聞かない方が良い。

 

そんな感じです。

 

私三之橋の場合は、1度立つ事ができなくなり、歩けなくなった事があり、それは心停止1回を病院で記録されたものの、後遺症残らずに回復できてしまい、その時使った技術とかが評価されプラスに傾いた感じでした。

 

その翌年とかに新しく社員となった人とかが入ってきて、「えっ、三之橋さんて歩くけない事があったんですか? うそですよね~、そんな足の悪いように見えませんよ」 と言ったりして、それを聞いた周りの人が笑ったりする。

 

難病になったり、大けがしたり、でもそれが治ってしまうと、その話をした時に誰も信じてくれない。

 

それをもって、「あれはもう遠い記憶なんだなあ」 と噛みしめる感じです。

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