7月11日午後、磐梯山登山後、吾妻山登山に向かいました。
中大巓から西吾妻山へ向かいますが、途中、池塘群があり、チングルマのお花畑が広がっていて、まさに天空の湿原地帯がありました。
吾妻連邦の主峰、西吾妻山山頂はどっしりとした山容で林の中にぽつんとあり、展望のない狭い山頂でした。
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吾妻山ロープウェイの白布湯元駅に向かい、ロープウェイに乗り、次にリフトを3本乗りついての中腹にあるリフト終点の北望台迄向かいます。
この中大巓、西大巓、西吾妻山は冬になると樹氷やスノートレッキングで有名な場所です。
リフト終点から中大巓の山頂を回りこむ様に二つのルートがあります。午後の登山なので本当は急がなければなりませんが、敢えて15分くらい余計に時間がかかる人形石側のルートを選択しました。 人形石のあたりはご覧の様に岩の多い台地といたところ。
中大巓を越えると西吾妻山が見えてきます。
チングルマがお花畑が見事です。
人形石から大凹(おおくぼ)、梵天岩の直下の池塘群のいろは沼あたり迄は木道歩きが続きます。もともと、湿原地帯があるとは思っていなかったので、予想外の木道歩きが出来てうれしいです。
池塘の周りにもたくさんさいています。
これがいろは沼でしょうか?
ひとしきり梵天岩迄の登りがはじまります。何組かのグループ、団体とすれ違います。この段階で午後一時を回っていて、これから登る人は自分以外、誰もいません。
梵天岩に到着しました。ここも人形石と同様に広い台地でちょっとガレた感じです。
ここにも西吾妻山の標があります。
吾妻神社の祠があります。
西吾妻山山頂への最後の登りです。ここから山頂まであと15分くらいです。
山道を歩いていると突然例のものが現れます。
日本百名山、西吾妻山登頂しました。
眺望もないので、写真を撮り終えると早々に退散、ダッシュで戻ります。既に2時を回っています。誰かに追いつくかな?
大凹を越えたあたりで木道を登っているご婦人に追い付きました。『ラストだから気を付けて下さいね』と声をかけて追い越しリフト乗り場へ戻りました。
雲上の湿原の木道歩きとチングルマのお花畑魅了された西吾妻山でした。
登頂日:2010年7月11日 メンバー:単独 天候: 曇り 標高:2,035m
標高差:215m コースタイム:2時間(コミコミタイム)
コース:天元台スキー場リフト終点北望台より→人形石→大凹(おおくぼ)→梵天岩→山頂(復路同一ピストン)
週末一泊二日東北(安達太良山、磐梯山、吾妻山)登山。5月より仕事が忙しく、山もジムのスイッチもオフにしていました。夏のシーズンの開幕とともに練習可能な百名山として指名。天気自体は良かったのですが、安達太良山、磐梯山共に山頂がガスっていました。人形岩あたりから湿原地帯が広がっており、いい感じです。
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