どこの空撮会社でも同様だと思うのだが、比較的仕事が少ないこの時期に、空撮機の機体整備を行っていると思う。
もしかしたら、暇なのは・・・弊社だけかも知れないが、この時期にしっかりとした整備を行わないと・・・
1年を乗り越える事は出来ないと、私は考えている。
機体整備は・・・壊れた時にするものではない。
壊れない為に行うのが・・・整備なのである。
従って、弊社では・・・自社所有機に於いては、整備が行き届いている為に、殆ど修理を行う事は無いのである。
決して・・・壊れるまで空撮機を使用してはならないのである。
空撮機は、墜ちるモノ・・・と、同業者が話しているのを、聞く事がある。
もしかしたらそれは・・・実際に墜ちてしまうので、半分照れ隠しで言っているのかも知れないのだが・・・。
しかし・・・実際には、理論に則って飛行しているのだから、全てが正常な状態である限り、墜ちる事など
・・・まず無いのである。
その為に・・・弊社では、毎年この時期の整備を欠かさないのである。
その成果が出ているのか?・・・機体の不備に起因する、墜落などのトラブルは・・・お蔭様で皆無である。
今回はそんな一連の機体整備の中で・・・如何に振動の少ない機体に仕上げるか?・・・と言う観点から、
防振対策と言うタイトルで少し考えてみたい。
この防振対策・・・一言で言えば・・・面倒臭がらずに・・・細かな作業をコツコツ行う他は無いと、
私は考えている。
通常、振動対策と言えば・・・メインローターのバランス取りやエンジン調整など、整備の仕上げの段階では
誰でも行なっている事だろうと思うのだが、それだけでは細かな振動を取り除くことは出来ない。
通常・・・ラジコンヘリには、幾つもの減速機が使用されている。
それらのバックラッシュの取り方一つで・・・振動の発生源になる・・・と言う事なのだ。
試に・・・メインギヤのバックラッシュの取り方で・・・考えてみよう。
通常、メインギヤのバックラッシュを調整した後で、メインギヤを1回転させて、
それが適正に調整されているか?を確認していると思うのだが・・・その時、
バックラッシュにバラつきのある機体が・・・実に多いのである。
殆どの方が・・・オートロユニットにメインギヤを取り付ける時、何の躊躇も無くネジで・・・
ただ固定してしまっている。
この場合・・・メインギヤが偏心したままの状態で組み付けられてしまっている事に気付いて欲しい。
従って、このバックラッシュのバラつきが、程度の差こそあれ・・・結構振動を発生させているのである。
弊社では、下記の様な方法でその辺を改善・・・とまでは行かないが・・・低減させる努力をしている。
ダイアルゲージで計測したいところでは有るが、何処を測れば良いのか???
その為、仕方なく上記の方法でギヤが偏心しているか?を確認している。
この作業で、メインギヤのバックラッシュが・・・均一になり、非常にスムーズに回転する。
今回は、機体を製作する段階での振動対策の一例として、ギヤのバックラッシュの取り方を考えて見たのだが、
もしや・・・と、思われる方は、自分の機体でメインギヤのバックラッシュを確認して見て欲しい。
案外・・・そんな簡単な作業で・・・振動が激減する・・・???・・・カモね。
次回は・・・ある空撮会社より、エンジンのオーバーホールの依頼を頂いたので、その様子に付いて
投稿しようと思うので・・・お楽しみに
もしかしたら、暇なのは・・・弊社だけかも知れないが、この時期にしっかりとした整備を行わないと・・・
1年を乗り越える事は出来ないと、私は考えている。
機体整備は・・・壊れた時にするものではない。
壊れない為に行うのが・・・整備なのである。
従って、弊社では・・・自社所有機に於いては、整備が行き届いている為に、殆ど修理を行う事は無いのである。
決して・・・壊れるまで空撮機を使用してはならないのである。
空撮機は、墜ちるモノ・・・と、同業者が話しているのを、聞く事がある。
もしかしたらそれは・・・実際に墜ちてしまうので、半分照れ隠しで言っているのかも知れないのだが・・・。
しかし・・・実際には、理論に則って飛行しているのだから、全てが正常な状態である限り、墜ちる事など
・・・まず無いのである。
その為に・・・弊社では、毎年この時期の整備を欠かさないのである。
その成果が出ているのか?・・・機体の不備に起因する、墜落などのトラブルは・・・お蔭様で皆無である。
今回はそんな一連の機体整備の中で・・・如何に振動の少ない機体に仕上げるか?・・・と言う観点から、
防振対策と言うタイトルで少し考えてみたい。
この防振対策・・・一言で言えば・・・面倒臭がらずに・・・細かな作業をコツコツ行う他は無いと、
私は考えている。
通常、振動対策と言えば・・・メインローターのバランス取りやエンジン調整など、整備の仕上げの段階では
誰でも行なっている事だろうと思うのだが、それだけでは細かな振動を取り除くことは出来ない。
通常・・・ラジコンヘリには、幾つもの減速機が使用されている。
それらのバックラッシュの取り方一つで・・・振動の発生源になる・・・と言う事なのだ。
試に・・・メインギヤのバックラッシュの取り方で・・・考えてみよう。
通常、メインギヤのバックラッシュを調整した後で、メインギヤを1回転させて、
それが適正に調整されているか?を確認していると思うのだが・・・その時、
バックラッシュにバラつきのある機体が・・・実に多いのである。
殆どの方が・・・オートロユニットにメインギヤを取り付ける時、何の躊躇も無くネジで・・・
ただ固定してしまっている。
この場合・・・メインギヤが偏心したままの状態で組み付けられてしまっている事に気付いて欲しい。
従って、このバックラッシュのバラつきが、程度の差こそあれ・・・結構振動を発生させているのである。
弊社では、下記の様な方法でその辺を改善・・・とまでは行かないが・・・低減させる努力をしている。
ダイアルゲージで計測したいところでは有るが、何処を測れば良いのか???
その為、仕方なく上記の方法でギヤが偏心しているか?を確認している。
この作業で、メインギヤのバックラッシュが・・・均一になり、非常にスムーズに回転する。
今回は、機体を製作する段階での振動対策の一例として、ギヤのバックラッシュの取り方を考えて見たのだが、
もしや・・・と、思われる方は、自分の機体でメインギヤのバックラッシュを確認して見て欲しい。
案外・・・そんな簡単な作業で・・・振動が激減する・・・???・・・カモね。
次回は・・・ある空撮会社より、エンジンのオーバーホールの依頼を頂いたので、その様子に付いて
投稿しようと思うので・・・お楽しみに