予てより、弊社では業務用マルチコプターの開発を進めて来たのだが・・・
ハイビジョン撮影時の防振の要とも言える、最大の防振対策が遂に完成した。
この防振対策・・・なかなか奥が深くて巧く事が進まないのである。
皆さんの中にも、雲台の防振で頭を悩ませている方が沢山いると思う。
先日、名古屋の有名模型メーカーのS社長様からも、その事に付いて電話で
相談を受けたのだが・・・明快な解答をしてあげる事は出来なかった。
当然・・・弊社では、防振対策の確固たる方向性やノウハウは有る。
その証拠に、新しく機体を製作しても、2~3フライトの調整でそこそこの動画を撮影出来る。
そこそこの・・・レベルが問題なのだが、少なくても一度製作すれば、大きな変更はしないし、
する必要が無いのである。
しかし・・・これだと言う、決定打など持ち合わせていないのも・・・実状なのである。
それは何故か?と言うと・・・雲台の構造や、実際にどんなカメラを搭載するか?
に因っても、振動係数が変化してしまうのである。
その上、カメラを雲台にどの様に搭載しているか?に因っても・・・振動の低減
度合いが変化してしまう。
そこに加えて、エンジンやモーターの回転域が原因で・・・共振も発生するのだから始末が悪い。
飛行中の機体が発生する振動は、常にその係数を変化させているのである。
その絶えず変化し続ける機体の振動を・・・飛行中に全域で消し去る事など・・・所詮、無理。
そんな訳で・・・振動が大きい実機のヘリには、カメラスタビライザーなるモノが搭載されている。
カメラスタビライザーで撮影した映像をニュースなどで見る機会が多いのだが・・・流石に素晴らしいと思う。
使用しているカメラも素晴らしいのだろうが、どちらかと言うと・・・スタビライザーの効果が絶大だと思う。
しかし、そのカメラスタビライザーなるモノ・・・超高額で、聞くところに因ると・・・1億円もするらしい。
マルチコプターにそんな高価な装置を搭載する事は、金銭的に見ても重量的に見てもまず不可能。
決して・・・使用する事は出来ないのである。
そんなモノと同等なモノを追い求めて、マルチコプターで再現しようと言う事だから・・・如何に、
難しい事をしようとしているのかを・・・解って欲しい。
海外のサイト等で販売されているモノを・・・僅か数万円で購入して、防振が出来るので有れば・・・
苦労は無いし・・・弊社でも直ぐに購入したい。
処が・・・それらを、ただ買って取り付けただけでは・・・どうにもならないのが現実。
業務用では・・・全く使い物にならないのである。
そんな訳で、あくまでも弊社の撮影マテリアルに限定して、それなりの防振システムを
構築しているのだが・・・。
この処、少しバタバタしていて、それらの防振対策が完了してはいたのだが、時間の都合で
そのテストが延び延びになっていた。
そんな訳で、ここ数日来・・・早くテストをして、新たに講じた防振対策の結果を知りたい、
確認したいと言う欲求に駆られていた。
他の仕事をしていても・・・心此処に有らず・・・と、言う様な状態であった。
そのシステムの加工が終了した時点で、かなりの手応えを得られる事は予想していただけに、
ここ2~3日は・・・我慢の限界だった。
そこで昨日、出張にテスト機をトランスポーターに積み込んで出かけた。
その帰りに適当な場所?を探して、逸る気持ちを抑えながらテストを敢行した。
夕方の6時過ぎからのテストである。
辺りは・・・少し暗くなっていたが・・・その結果で判った事とは・・・。
結果は予想していたのだが・・・いざ、それが現実のモノになると・・・目が点。
まさに・・・大成功であった。
試に・・・先日YouTubeにUPした、菜の花畑のテスト映像と比較して見た。
今回のテスト映像は、菜の花畑のテスト時よりも、更に進化を遂げる事が出来た。
その結果に気を良くして・・・今朝は早朝から更なるテストを行った。
今朝のテストでは、カメラ側の手振れ補正機能をOFFにしてテストを実施しているし、
どの位迄のズームUPに耐えられるのか?・・・も、テストしている。
そのテスト動画をYouTubeにUP致しましたので、
宜しければご覧頂きたいと思う。
http://youtu.be/Gsvg_T7AaZw
また、その動画を見て頂いた方に、忌憚の無いご意見を賜る事が出来れば幸いだと
考えていますので、投稿の程、宜しくお願い致します。
ハイビジョン撮影時の防振の要とも言える、最大の防振対策が遂に完成した。
この防振対策・・・なかなか奥が深くて巧く事が進まないのである。
皆さんの中にも、雲台の防振で頭を悩ませている方が沢山いると思う。
先日、名古屋の有名模型メーカーのS社長様からも、その事に付いて電話で
相談を受けたのだが・・・明快な解答をしてあげる事は出来なかった。
当然・・・弊社では、防振対策の確固たる方向性やノウハウは有る。
その証拠に、新しく機体を製作しても、2~3フライトの調整でそこそこの動画を撮影出来る。
そこそこの・・・レベルが問題なのだが、少なくても一度製作すれば、大きな変更はしないし、
する必要が無いのである。
しかし・・・これだと言う、決定打など持ち合わせていないのも・・・実状なのである。
それは何故か?と言うと・・・雲台の構造や、実際にどんなカメラを搭載するか?
に因っても、振動係数が変化してしまうのである。
その上、カメラを雲台にどの様に搭載しているか?に因っても・・・振動の低減
度合いが変化してしまう。
そこに加えて、エンジンやモーターの回転域が原因で・・・共振も発生するのだから始末が悪い。
飛行中の機体が発生する振動は、常にその係数を変化させているのである。
その絶えず変化し続ける機体の振動を・・・飛行中に全域で消し去る事など・・・所詮、無理。
そんな訳で・・・振動が大きい実機のヘリには、カメラスタビライザーなるモノが搭載されている。
カメラスタビライザーで撮影した映像をニュースなどで見る機会が多いのだが・・・流石に素晴らしいと思う。
使用しているカメラも素晴らしいのだろうが、どちらかと言うと・・・スタビライザーの効果が絶大だと思う。
しかし、そのカメラスタビライザーなるモノ・・・超高額で、聞くところに因ると・・・1億円もするらしい。
マルチコプターにそんな高価な装置を搭載する事は、金銭的に見ても重量的に見てもまず不可能。
決して・・・使用する事は出来ないのである。
そんなモノと同等なモノを追い求めて、マルチコプターで再現しようと言う事だから・・・如何に、
難しい事をしようとしているのかを・・・解って欲しい。
海外のサイト等で販売されているモノを・・・僅か数万円で購入して、防振が出来るので有れば・・・
苦労は無いし・・・弊社でも直ぐに購入したい。
処が・・・それらを、ただ買って取り付けただけでは・・・どうにもならないのが現実。
業務用では・・・全く使い物にならないのである。
そんな訳で、あくまでも弊社の撮影マテリアルに限定して、それなりの防振システムを
構築しているのだが・・・。
この処、少しバタバタしていて、それらの防振対策が完了してはいたのだが、時間の都合で
そのテストが延び延びになっていた。
そんな訳で、ここ数日来・・・早くテストをして、新たに講じた防振対策の結果を知りたい、
確認したいと言う欲求に駆られていた。
他の仕事をしていても・・・心此処に有らず・・・と、言う様な状態であった。
そのシステムの加工が終了した時点で、かなりの手応えを得られる事は予想していただけに、
ここ2~3日は・・・我慢の限界だった。
そこで昨日、出張にテスト機をトランスポーターに積み込んで出かけた。
その帰りに適当な場所?を探して、逸る気持ちを抑えながらテストを敢行した。
夕方の6時過ぎからのテストである。
辺りは・・・少し暗くなっていたが・・・その結果で判った事とは・・・。
結果は予想していたのだが・・・いざ、それが現実のモノになると・・・目が点。
まさに・・・大成功であった。
試に・・・先日YouTubeにUPした、菜の花畑のテスト映像と比較して見た。
今回のテスト映像は、菜の花畑のテスト時よりも、更に進化を遂げる事が出来た。
その結果に気を良くして・・・今朝は早朝から更なるテストを行った。
今朝のテストでは、カメラ側の手振れ補正機能をOFFにしてテストを実施しているし、
どの位迄のズームUPに耐えられるのか?・・・も、テストしている。
そのテスト動画をYouTubeにUP致しましたので、
宜しければご覧頂きたいと思う。
http://youtu.be/Gsvg_T7AaZw
また、その動画を見て頂いた方に、忌憚の無いご意見を賜る事が出来れば幸いだと
考えていますので、投稿の程、宜しくお願い致します。