ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

マルチコプターの進化と・・・その検証に付いて

2012-05-18 06:11:24 | マテリアル
予てより弊社では、マルチコプターの開発を進めて来た。

このマルチローターなるもの・・・ただ飛行させるだけなら、比較的簡単に飛ばす事が出来てしまう。

それ故に大変な人気で、それは瞬く間もない程、普通のラジコン(ヘリ・飛行機)を飛ばす事が出来ない
人達にまで・・・浸透しつつあるのが現状だ。

そればかりか、色々な人が色々な立場で研究?し、一応空撮にも使用出来る様になりつつある。

そんな訳で・・・十分な検証を行わずして、模型のマルチコプターを、そのまま業務用に転用して
しまっていて、少々危険な側面も否めないのが実状だと考えているのは弊社だけでは無い筈だと思う。


実際には、まだまだ色々な問題や課題が残っていて・・・全ての技術が確立出来たとも思えない事から
・・・現在でも発展途上で、どちらかと言うと黎明期の感は否めない。


それらの問題点を認識した上で、そこに細心の注意を払いながら飛行させる分には良いと思うが、
・・・業務で使用している人の中に、その事を理解している人が・・・果たしてどの位いるのだろうか?

そこで弊社では、それらの課題をクリアーする為に・・・マルチローターの大きさやタイプの違いによる、
安全性や安定性・操縦性・耐久性・耐候性の研究・検証をしつつ、機体の開発を行なって来たのだが・・・。






その意味は・・・比較的新しい分野の飛行物体故に、まことしやかな理論が氾濫していて、
見聞きしただけでは、本当の事は解らない・・・と言う事だからである。


百聞は一見にしかず・・・と、言ったところだろうか。

例えば・・・NGとされている種類の機体でも・・・使用するマテリアルの組み合わせ如何で、
得られる結果が・・・全く違うと言う事も良くあると言う事なのだ。

それらは、例え同じ様な手法で作られた機体でも・・・・そもそも考えている方向性(開発のコンセプト)が
違うので、当然その内容が違う。

因って・・・結果が違って当たり前なのである。




そんな訳で・・・それらを検証する為にも、色々な種類の機体を・・・実際に、一から開発したのである。


その事は、一見無駄で、遠回りの様にも思えるが・・・実際にはその中から、多大なノウハウを得る事が出来た。

そこから得られたノウハウを集約して・・・弊社では、空撮専用の機体や雲台等のマテリアルを
総合的に開発している。




現在、マルチコプターを取り巻く現況は・・・殆どの場合、台湾や中国製の安価な市販品を使用して
空撮されている場合が多い様だが、そこには・・・多大な危険性が潜んでいる場合が少なくない。

それらの殆どが・・・模型用途で開発されている訳だから・・・その機体にペイロードを掛けた場合には、
トラブルが発生したとしても、当然と言えば、至極当然の事なのだが・・・実際に業務に使用している人達が、
それらの危険性を、一体どれ位理解しているのか?・・・疑問に思える。

軽量機に限って言えば・・・その事に気が付かない程・・・マルチコプターが良く飛んでしまうのも
事実なのであるが・・・チョット見ただけで、これではマズイだろう・・・と思ってしまう機体が
多い事も、また事実なのである。

ペイロードを掛けたら・・・アンプが焦げた・・・などと言うのは、その最たるトラブルであろう。


弊社で開発している機材は、それらの軽量機とは、一線を隔していて・・・かなりの余裕ペイロードが有る。

それらは、様々なテスト結果から得られたノウハウを基に・・・本来マルチコプターに存在する、
様々な問題について・・・現在考え得る限り安全に、尚且つクオリティーの高い作業が出来る様に、
対策を講じて来た心算である。

そんな訳で、弊社のマルチコプターは・・・あくまでも、プロ用の機材として開発されて来た経緯がある。






そんな地道な作業故・・・相当な時間を費やしたのだが・・・その開発も、いよいよ佳境に差し掛かって来た。


しかし・・・所詮、映像の素人が開発した機材である。

思い込みで・・・プロ用機材を開発したなどと言ってみても・・・唯の戯言に過ぎない。

何れ・・・その道のプロに検証して頂き、その評価を得たいと考えているのだが・・・
さて、どうなる事やら・・・。