ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

その翌日・・・

2013-10-19 00:00:01 | 撮影
撮影当日、現場到着後に、再度撮影箇所を踏査した。

実は、昨日も現地調査を行ってはいたが、
現場到着時には、既に辺りは暗くなっていて、
その状況が良く判らなかったからである。

その上現場は・・・一面ミカン畑。

そんな薄暗い中、ミカン畑をよそ者が徘徊などしていれば・・・
あらぬ疑念を抱かれる恐れもあった。

もしもそんな事にでもなれば、面倒な事になるし、
そんな状況だけは避けねばならなかったので、
早々に現場を後にしていた。


今朝、現場の状況確認は出来たのだが・・・思っていた以上に
現場の状況が芳しくない。

その上・・・天気も悪く、辺り一面雲が重く垂れ込めていて、
おまけに風もかなり強い。

その上、時折風速10m以上の突風が吹きつけて、
撮影コンディションとしては最悪だ。

天気予報では、台風は温帯低気圧となって、
北海道沖に抜けて行った筈だったが・・・
現場が谷筋であった事も、乱流が発生する一因であろう。

今回の撮影は・・・その谷筋を数Km撮影する必要があって、
作業量が多いので困ってしまう。

もし、作業そのものが延期にでもなれば、後あと大変な事になる。

そんな状況から、フラストレーションがふつふつと湧いてきたが、
こんな時こそ、急いては事を仕損じる・・・と、
スケジュールとの狭間で揺れ動く自分の心に言い聞かせた。


安全に作業する為には、時としてスタートを延期せざるを得ないが、
その作業進捗を考えた時・・・今回の作業量からすると、
勿論スタート時間の延期はあまり好ましくない。

しかし、そんな時ほど状況を鑑みた適切な判断と我慢が必要となる。


そんな状況の中・・・関係者一同、さしずめ烏合の衆の様になって、
ひたすら待つ事、約2時間・・・段々と風も収まってきた・・・と、
言っても依然として秒速5m以上の風が常に吹いている。

しかし・・・風は強いものの、その強さはほぼ一定で、
頻繁に吹きつけていた突風も、その回数が減ってきた。


その状況から判断して・・・作業をスタートさせた。


強風の中ではあったが・・・やがて無事、撮影は終了した。


作業が終了した頃には殆ど風はおさまり、現場上空には気持ちが良い青空が広がっていた。



折角なので・・・作業終了後に、海の向こうに見える筈の富士山を撮影してみた。



しかし残念ながら、今日もその頂には雲がかかっていて、おまけに手前にある山が邪魔をしている。

因って、その表情を伺い知る事は出来なかったが、もっと天気が良かったら、
恰も海の上に浮かんだ様な富士山が撮影出来るだろうと思った。

こんな風景を撮影するささやかな楽しみも、
安全に作業を終了させる事が出来なければ叶わないのだ。









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2 コメント

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Unknown (wing)
2013-10-19 21:01:19
お互いにたいへんですね(◎-◎;)強風時は嫌ですね♪
来週もまたまた来そうですね台風\(>_<)/
飛んで行かない様にきよつけましょうσ(^_^;)?
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何時撮影するの? (ASTKF)
2013-10-20 13:31:48
今年は、台風の当たり年・・・と言うか
海水温の上昇で今後はこの様な気象状況が増えて行くのではないでしょうか?

しかし・・・ウイークデーに天気が悪いと
仕事も出来ずに大変です。

こればっかりは、企業努力もへったくれ
もありません。

お互い、青空稼業は大変ですね。

ASTKF K
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