ラジヘリ空撮

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ガソリンエンジンに加工を施す

2013-02-13 17:26:22 | マテリアル
ある空撮業者であるユーザーから、29ccエンジンの注文を頂いた。

この業者には・・・予てから、数台の29ccエンジンを供給してきた。

このエンジンを搭載する機体は260Zで、年間200フライトさせるらしい。


しかし260Zに、箱から出したままの状態のノーマルの26ccエンジンでさえも、
そのまま組み付けてしまうと、幾多のトラブルが発生する可能性がある。


その上・・・29ccにしたハイパワーエンジンを搭載しようと言うのだから、
それなりの対策が必要不可欠である事は、容易に想像できるだろう。


最低でも数ヶ所の加工を施す必要が有る事は、既に弊社のブログでお伝えしているのだが・・・
その後、幾つかのブログやHPなどで、同様の投稿がされているので、その事を実感された方も
多いのではなかろうか?


260Zは・・・前作の260GSR等と比較して、フレームの剛性が大幅に向上している。


従って・・・260GSRでは、純正のままエンジンを搭載しても、フレーム剛性が低い分、
何とか耐えていられる状況もあったのだが・・・260Zではそんな訳には行かない様だ。


そこで、この様な機械加工が必要不可欠と言う訳なのだが・・・一般のユーザーサイドでは
なかなか実状が伴っているとは言えない状況も有る様なのでご注意を頂きたい。



いずれにしても、たとえこの様に適正に加工されたエンジンで有っても、安全に使用する為には、
こまめな点検が必要である事は間違いなさそうだ。



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