ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

クレーンカムの製作

2013-09-15 09:09:11 | マテリアル
撮影打ち合わせの結果、ある企業からクレーンカムの製作依頼があった。

毎度の事だが・・・・その納期が厳しい。

受注から開発を含め、納期が1週間程である。


この開発は、G部長が担当した。

突貫工事の末仕上がったこのシステム・・・クレーンに吊るして撮影できる事は言うまでも無いが、
今回の使用目的は、工事現場の索道にそれを吊るして撮影を行う為のシステムである。

納品時のテストは、現場にてぶっつけ本番で行われた。



上記はその風景であるが、実際にはこんな感じで使用する。

何だか小さくて良く見えない・・・と言われそうだが、基本的にはラジヘリの雲台を応用したものなので、
ご想像にお任せする。


納入試験終了後に現場代理人のKさんに、使用方法のレクチャーを行った。

Kさんには操作性を含めて満足頂いた様で、このシステムが有れば、今後は何時でも自由に
現場写真を安全に撮影できると、お褒めの言葉を頂いた。

このシステムは、カメラのシャッター制御・パン360°・チルト120°・カメラの水平制御等の機構を
装備していて、それらを遠隔制御出来る本格的なシステムに仕上がっている。

勿論、地上から被写体のモニタリングも行えるので、
施工進捗や竣工写真などの用途に威力を発揮する事であろう。




また、使用用途の広いシステムに仕上がっているので、工夫次第で利用範囲は更に広がりを見せると
考えるし、このシステムが作業効率や安全性の向上に寄与する事を願っている。


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