今回は、景観撮影に使用している中盤カメラに付いてお話しようと思う。
遺跡の撮影では、景観撮影を行う場合は、通常中盤カメラを使用する。
デジタル全盛の今日この頃だが、色々な問題があり、埋蔵文化財の世界ではあまり好まれていない。
遺跡の調査には、大別して、緊急発掘と計画発掘がある。大抵の場合前者が多い様である。
その場合は、発掘調査が終わり次第、埋め戻し、その上に何か構造物が建設される事が多い。
そんな訳で、2度と撮影出来ない場合が多いので、同じアングルで、カラーとモノクロも撮影する。
通常、中盤カメラと言うと、6×4.5~6×9迄のフィルムサイズで撮影出来るカメラの事を指す。
この数字は、フィルムの縦横比を指しており、単位はcmである。
一般的になじみの有る一眼レフ用のフィルムは、35mm×24mmである。
それと比較して、中盤カメラでは、一番小さな6×4.5でさえ、面積比で2.7倍もある。
6×6で3.5倍、6×7では実に4.5倍にもなる。
銀映カメラでは、フィルムの大きさイコール解像度の大きさなのだ。
従って、使用するフィルムサイズが大きくなれば、当然カメラも大きくなる。
そして、それは当然重い・・・(´;ω;`)
従って、それらのカメラを使用する時、機体の余裕ペイロードがどの位有るのかが?非常に問題である。
特に弊社の所在地でもある長野県の様な、標高が高い地域で撮影を行う場合は、尚更である。
その平均海抜は、約630mである。シティー派の空撮業者は、この標高では通常撮影しない。
ここから上の領域は、山猿軍団の撮影領域なのであるが、レイノルズ数が減るので、なかなか難しい。
弊社では、その問題を、自社開発した機体を使用して解決している。
大抵の業者は、6×7など使用しないと言うか・・・機体にペイロードが無いから、使用できない。
通常その様なカメラを使用する場合は、富山のガルトさんの所で販売している様な、
62cc程度の機体が必要となる。
しかし、弊社の機体は、それより遥かに小さい。それは、かれこれ15年程前に完成し、
その後、細かな改良が施され、今日でも現役で活躍している。
従って普通は、ラジヘリ撮影に使用する中盤カメラと言うと、6×4.5が多い。大きくても、
6×6迄である。
そこまでのカメラサイズで止めて於いて頂けると助かるのだが・・・・遺跡の先生方は手強く、
6×7以上の、カメラを使用して欲しいとのオーダーも・・・有る。(´;ω;`)
次回は、大判カメラの代表でもある、シノゴ??に付いて、お話しようと思う。
遺跡の撮影では、景観撮影を行う場合は、通常中盤カメラを使用する。
デジタル全盛の今日この頃だが、色々な問題があり、埋蔵文化財の世界ではあまり好まれていない。
遺跡の調査には、大別して、緊急発掘と計画発掘がある。大抵の場合前者が多い様である。
その場合は、発掘調査が終わり次第、埋め戻し、その上に何か構造物が建設される事が多い。
そんな訳で、2度と撮影出来ない場合が多いので、同じアングルで、カラーとモノクロも撮影する。
通常、中盤カメラと言うと、6×4.5~6×9迄のフィルムサイズで撮影出来るカメラの事を指す。
この数字は、フィルムの縦横比を指しており、単位はcmである。
一般的になじみの有る一眼レフ用のフィルムは、35mm×24mmである。
それと比較して、中盤カメラでは、一番小さな6×4.5でさえ、面積比で2.7倍もある。
6×6で3.5倍、6×7では実に4.5倍にもなる。
銀映カメラでは、フィルムの大きさイコール解像度の大きさなのだ。
従って、使用するフィルムサイズが大きくなれば、当然カメラも大きくなる。
そして、それは当然重い・・・(´;ω;`)
従って、それらのカメラを使用する時、機体の余裕ペイロードがどの位有るのかが?非常に問題である。
特に弊社の所在地でもある長野県の様な、標高が高い地域で撮影を行う場合は、尚更である。
その平均海抜は、約630mである。シティー派の空撮業者は、この標高では通常撮影しない。
ここから上の領域は、山猿軍団の撮影領域なのであるが、レイノルズ数が減るので、なかなか難しい。
弊社では、その問題を、自社開発した機体を使用して解決している。
大抵の業者は、6×7など使用しないと言うか・・・機体にペイロードが無いから、使用できない。
通常その様なカメラを使用する場合は、富山のガルトさんの所で販売している様な、
62cc程度の機体が必要となる。
しかし、弊社の機体は、それより遥かに小さい。それは、かれこれ15年程前に完成し、
その後、細かな改良が施され、今日でも現役で活躍している。
従って普通は、ラジヘリ撮影に使用する中盤カメラと言うと、6×4.5が多い。大きくても、
6×6迄である。
そこまでのカメラサイズで止めて於いて頂けると助かるのだが・・・・遺跡の先生方は手強く、
6×7以上の、カメラを使用して欲しいとのオーダーも・・・有る。(´;ω;`)
次回は、大判カメラの代表でもある、シノゴ??に付いて、お話しようと思う。
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