ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

ヴァイオリンの弦の張替えのタイミングは…

2021-05-04 | ヴァイオリン
昨年の暮れに初めて弓の毛替えをした後、E線とA線の音が抜ける(鳴らない)現象が度々起こり、先生に相談したら、毛を張り替えたばかりで松脂の付きが足りないのでは?と先生の松脂をたっぷり付けて頂きました。それでも、音が抜ける現象が続くので、しばらくの間、自分の松脂が弓の毛質に合わないのか、松脂が定着しにくい毛質なのかと思いながら、弾き心地の悪さを感じていました。
然し、原因がわかりました。”弦”です。
前回の弦の張替えが昨年の3月でしたが、あれから1年過ぎていたことに気が付いたのは先月の4月です。もっとも、1~3月までレッスンが休みなく毎週あったため、弦を張り替えるチャンスがなかったこともあります。
新しい弦は、張られるとどんどん伸びようとして緩んでいくため、数日間は、今日チューニングをしても翌日には狂ってしまう状態が続くので、レッスンがお休みになる週に替えるのが一番のタイミングなのです。
GWでレッスンがお休みなるのを機に、ちょうど緊急事態宣言が実施される前の日となりましたが、ヴァイオリンを買った楽器店で張替えをしてもらいました。(結局、緊急事態宣言中はレッスンがお休みになってしまったので、休み明けもレッスンなしですが…)
張り替える前の弦は、不思議と昨冬からほとんど狂うことがなく、ここ数か月はペグを調整した覚えがありません。弦はDominant、とても安定していて良い弦です。一方、安定しすぎて張替え時を忘れてしまったということもありますが、後から考えると、弓の毛替えをした後に出た、音が抜ける現象は弦が古くなっていたサインだったのですね。
弓と弦は互いの質のバランスが大事なのだとつくづく思いました。
新しい弦で弾き始めると、音は抜けなくなり一安心です。
 
中級になると、レッスン曲も長くなり、それなりに練習時間が増えてくるので、弦は1年では持たないような気がします。次は半年後でしょうかね。
このような状況で実施するかまだわかりませんが、来月発表会が予定されているので、音が抜けるのは心配でした。
 
発表会やコンサートを予定している時は、切れた時にすぐ使えるようにするために古い弦を予備で持っておくと良いので、音が抜ける弦ですが,、ヴァイオリンケースに常備しています。
 
 
 
 
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