7月初め、怪我で予定を幾つか断念していた頃、これだけはと、待ちに待ったスペインのピアニスト、ホアキン・アチューカロさんのピアノリサイタルへ行きました。
2020年に来日予定していたのですが、コロナで中止となり、約3年振りにようやく再来日が実現。
今年7月3日、銀座の王子ホールでアチューカロさんの演奏をまた聴くことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e3/f30b4bf2d87888810683a6c424bf1711.jpg)
89歳。姿勢が良く、演奏中も体の重心が安定している、長いブラームスのソナタの演奏後もふらつく様子もなく、とても今年11月に90歳になろう方とは思えません。
7/15には愛知県でモーツァルトのピアノコンツェルトを演奏したのですから、年齢を問題にする必要はないと感じ、90になっても演奏活動は続けるだろうと思っています。
7/15には愛知県でモーツァルトのピアノコンツェルトを演奏したのですから、年齢を問題にする必要はないと感じ、90になっても演奏活動は続けるだろうと思っています。
日々筋トレをして鍛えているそうですし…。
演奏プログラム:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/16/afa4804fb19f9ed008ac2aecbc639b28.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/16/afa4804fb19f9ed008ac2aecbc639b28.jpg)
後半のラフマニノフの前奏曲変ト長調の演奏が始まると、なぜか自然に涙がポロポロ出てきて、次の前奏曲嬰ハ短調の「鐘」に続き、グラナドスのゴイェスカスの「嘆き」まで、涙が止まりませんでした。
ピアノを歌わせるような奏法、年齢を重ねた深みのある表現力にすっかり惹き込まれてしまいました。
全曲が終わり、会場からスタンディングオベーション。
アンコールは2曲、一つはスクリャービンの左手のための前奏曲、もう一つは不明。
全曲が終わり、会場からスタンディングオベーション。
アンコールは2曲、一つはスクリャービンの左手のための前奏曲、もう一つは不明。
元気をもらい、素敵な時間を過ごしました。💕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/85/fd3e997cf00d802e7e440d8bdff13cc3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/80/2efaa1e299f9587b6c6fd7d8c2f58a56.jpg)