プロの素晴らしい演奏を聴いたり、そのことをコメントする方が楽しいのですが、自分のヴァイオリンの進行度がどうなっているのかということも書かないといけませんね。
レッスンには今のところ、休まずに通っています。
先週はお休みでしたので、今日は2週間振りのレッスンでしたが、宿題が2曲ありました。
いずれもガボットで、①トマのガボット(ミニヨンより)と②リュリのガボットです。
いつも練習では上手く弾けていると思っていても、先生の前では、こんなはずではなかったと思うことがしばしばあります。
トマのガボットは、経験のある人はわかると思いますが、左手の指の動きが複雑で、曲も速いです。 私の場合、左指の動きは問題なくこなしていると思っているのですが、右手が・・・曲のスピードに合わせて弓が弦に正確に当たっていないので、急がせると音が飛んだり、隣の弦の音が一緒に出てしまったりで、今日は何度もやり直し。
おまけに今日は、隣のレッスンルームからサックスの音が聞こえてきて、つられないように堪えるのに必死でした。 防音室でも、金管の音は通ってしまうのでしょうか!
極めつけは、先生が弾くピアノ伴奏が右の耳から、サックス音が左の耳から入ってきて、頭の中は大混乱です。 今日ほど演奏に集中した日はありません。
四苦八苦した結果、トマのガボットは少々難ありでしたが、かろうじてクリア。 (先生、優しい!😅 )
リュリのガボットは、また宿題となりました。 リュリについては、また次回書きます。
さて、オペラ「ミニヨン」は、フランスのオペラ作曲家、アンブロワーズ・トマ(Ambroise Tomas)が作曲し、1866年に行った初公演が大絶賛されて以来、1999年までフランスでロングラン上演されていたということです。
「ミニヨン」は、ゲーテの小説「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」を基に製作され、それに登場するミニヨンがモデルとなっています。(ストーリーは割愛。)
ガボットは、このオペラ「ミニヨン」の第二幕の始まりに流れる曲のようです。
ところが、オペラ「ミニヨン」のガボットの作曲家はトマですが、ヴァイオリン曲は、パブロ・サラサーテが1869年に編曲して発表したものなのだそうです。
これはサラサーテ作曲のミニヨンの「ロマンス」と「ガボット」です。
「ガボット」は4′24″あたりから始まります。ヴァイオリン演奏はTianwa Yang。
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