2週間あれこれ研究しながら練習した、第3ポジション満載の、イ長調のユーモレスクは、クリアできました!
我ながらよく頑張りましたっ。
この曲はいつかト長調で弾けるようになりたいなあ。まあ、こんなことはいつか忘れるでしょうけど。
次回のレッスン曲は、ベッカーのガヴォットです。また第3ポジションが所々進行を妨げております。
年末最後の曲は、この曲になるか、次のバッハのガヴォットニ長調に行けるか微妙なところ。。レッスンは、仕事納めの日までしっかりあるようですが、できれば、バッハで納めたい。
ところで、ヴァイオリン曲には、時々知らない名前が出てきます。
既述のベッカーとはジャン・ベッカー(Jean Becker)という19世紀中期に活躍したドイツ人ヴァイオリニストです。ベッカーのガヴォットが鈴木ヴァイオリンの教本に採用された経緯はわかりませんが、あまり知られていない作曲家のようです。前にも同様のケースがありましたが、鈴木鎮一先生のドイツ留学時代に出会った曲なのかもしれないです。
然し、この名前はドイツ人の名前ではない。どう見てもフランス人の名前。
と思って調べたら、ドイツと国境を接するフランスのアルザス地域のアルザス・ドイツ人だそうです。
「アルザス地域は、ドイツ語の方言であるアルザス語を話し、住民のほとんどは、アルザス・ドイツ人である。第二次大戦以前は、ドイツでもフランスでもなかったようだが、ドイツが敗戦し、現在はフランス領となっている。」
ベッカーは、大戦以前の時代の人なので、アルザス・ドイツ人ということになります。
Jean Beckerと入れて検索すると、フランス・アルザスのワイナリーだとか映画監督等が出てきてしまうので、そちらに嵌らないようにご注意ください。🍷😊
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