毎日掃除機をかけておりますと、何と抜け毛が多いんだろうと思います。
いつもふんふんと若干ムキになって髪の毛をすぽすぽと吸ってもらうのですが、終わったと思ったのに「あら?」みたいなこともあるくらい、多いです。
それで久しぶりに思い出したのですが、ある一定の時期、抜け毛がとんでもない量でした。
私は毛量が多い方なので、その抜け毛は顕著で、日に2回掃除機をかけても、イライラするレベルで抜けていました。
歩くと足の裏につくんです。なんて不潔な家なんでしょう。
お風呂の排水溝は、すぐに真っ黒になりました。
「こりゃなんだ、貞子・・・」
時代を感じさせますが、夫は私が入った後の片付けていない排水溝を見て、こんなことを言っていました。
私に対して妙に楽観的だったにもかかわらず、なぜか抜け毛にはすごくシビアになっていました。
このままいくと、本当にピカピカになってしまう・・と。
私は自分に対してさらに楽観的でしたので、ピカピカになったらウィッグを被ればいいじゃん!
むしろ今のぼさぼさよりおしゃれ!
と思っていましたが、本当にその危機が訪れそうでしたので、ウィッグ屋さんに行きました。
そこで説明してもらったのは、もっと深刻で。
かぶると蒸れますからこういうタイプの方が・・
お手入れはこんな感じで・・
そんなに抜けているなら、お掃除が大変に違いないから、頭に被れるキャップを・・
(抜け毛ごとポイとできるシャワーキャップみたいなものです。)
まだ、髪の毛残っているから大丈夫そうですけど、気になるようならご相談を・・
と、おしゃれと考えていた私は恥ずかしくなり、そして気も重くなりました。
おしゃれウィッグと医療用ウィッグは、考え方もつける方の心持ちも全然違うんだなと、反省しました。
結果的に毛量が3分の1以下になったくらいで、甲状腺の低下に対する治療が始まったので抜け毛は通常の量になりました。
こんなに抜けていたのですが、甲状腺の数値は時々正常でした。
低体温も甚だしい時もあったのに・・血液検査の数値は完璧ではないんですねぇ。
とりあえず足してみましょう、みたいな感じだったのにそれらの症状は次第に終わっていったので、ああ、そうだったんだ、という状況です。
これを診断的治療、と言うそうです。
もし抜け毛にお困りの方がいらしたら、甲状腺の機能障害を疑ってもいいかもしれません!