St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

南部陽一郎先生の「素粒子の発展」を読んで少しだけ・・・

2009-10-22 03:31:32 | Weblog
日記(10/21)

 南部陽一郎先生の「素粒子論の発展」(岩波書店)を読み終える。わたしなりのアドバイスを。
1 内容は4部=Ⅰ 素粒子論の展開 Ⅱ 発展の経路 Ⅲ 日本の物理を創った人々 
            解説に代えて
2 メインはⅡと思う。非常に魅力的。尚、適当と思われる読む順序は、
  1 スライドがある、「基礎物理学」
 (2 「解説に代えて」)
  あとは、どれからでも良いとは思うが…
  3 「素粒子論の話」「素粒子物理学の展望」「素粒子論研究」「素粒子物理学」「乱流
     するエーテル」
  4 「対称性の破れと質量の小さいボゾン」「超伝導と素粒子物理」「対称性の力学的
     な破れ」「質量公式と対称性の破れ」「超伝導からHiggsボゾンまで」
  5 Ⅱの残り
  6 Ⅰ
  7 Ⅲ
3 「研究の現場」が生々しく伝わって来る。嘗て、レーニンジャーの「生化学」が出て、
  「画期的」と言われた。サーストンの「3次元幾何学とトポロジー」も。同じに感じる。
  ところで、2個目・3個目の受賞理由がここにあるかも知れない。
4 「[書評]スピンは巡る」にを読んでいて、ふと、J.Schwingerの“On Angular Momentum”
  と読み比べたくなった。
  同じく「量子力学Ⅲ」と”Quantum Kinematics”.
5 ブルバックスの「クォーク」も再読しよう。
6 超弦理論では、吉川圭二先生のとM.Kaku教授が所持している日本語のもの。再読したい。 


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