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展示会も回り終わったのでメガネ屋の友達と一緒にゆりかもめに乗ってちょいといっぱいのんで帰りましょうということでテレビでよく見るサラリーマンの聖地『新橋』へ。
東京のサラリーマン気分を味わうべくなるべく汚い?味のある大衆居酒屋へ向いました。店中は仕事帰りのサラリーマンでごった返しでおりまして、サラリーマン気分を満喫、そしてはしごでしょと言うことで二軒目はちょっといい日本酒が飲めますよと看板を出していたお店へ。獺祭をはじめあんまり飲めない日本酒を少しのんで贅沢に、そしてなかなかいいきぶんで電車へのりました。
そして、昨年たまたま偶然立ち寄って知らない人どうしで仲良くなった『渋谷のんべい横丁』へ向いました。
大学生らが中心となってその日から『のんべい横丁まつり 』が開催され、昭和のたたずまいを色濃く残しすぎる街を若い力でにぎわってました。
5人も座ればいっぱいのカウンターだけのお店が立ち並ぶ中で、知らない人同士が世代をこえてでお酒を飲みながら仲良くなれる雰囲気はとてもいいものです。(若い学生さんたちにとってもなかなか貴重なありそうでない場なんでしょうね。元気いっぱいでたる酒のおみこしを担いだりして盛り上げてました。)
そして入ったお店で隣に座っていたスーツをびっしときめた紳士のメガネがなんと『ic!Berlin』だったので話しかけたらえらくic!Berlinがお気に入りのだとのことで、そのメガネの素晴らしさについて語られました。
遠近両用でカーブ付きでもともとのかっこいいカーブのフォルムを壊さずにかけこなすあたりは本当に素晴らしいと感じながら、いいお値段のかっこいい仕様でずいぶん大事にされているようでした。
こちらも『今朝、お台場で新作を見てきたばかりですよー』、『カーブがフラットなのも出てましたよ』などといいながら自分もメガネをMDトーキョーから鞄の中にしまっていたic!Berlinにお色直ししておみせて意気投合!
お隣にいたこの方のお連れの方にもテンプルをバキッとはずすのをおみせしてびっくりされたり(去年もした気がします)酔っ払い同士の楽しい会話を楽しみました。
おいしい樽酒も販売されてました。
そして反対側に座られた方はなんと山口県の酒蔵の蔵主さんでした。
この方に樽酒神輿がきたので樽酒をおごっていただき、先ほど同じ山口の獺祭を飲んだところですよなどと酔っていた勢いもあり、以前に読んだ獺祭の経営の本で得て覚えている狭くてちいさーい知識を総動員して失礼ながらお話させていただきました。
経営者でありながら杜氏も自分でされており、純米酒だけで一年を通じてお酒を造る四季醸造(獺祭とおんなじですねと読んだ覚えている知識をこれまたフル活用しました)で山口県産のお米をつかっているとのことでした。
とてもお話していて物腰が低い方なのですが絶対にすごい人なんだろうなとおもいながらもだんだん日本酒ばかりで酔いがまわってきて記憶もとぎれとぎれで酒の席とはいえ調子に乗りすぎて大変失礼してしまったのではとあとになってものすごく反省しましたがほんとうに楽しくさせていただきました。
そして、名刺も交換させていただいたので帰ってきてさっそくクグッてしらべてみたら
なんとやっぱり、そしてそれ以上にすごい方でした。知識をフル動員した獺祭の経営の本にも実は登場していた山口県の利き酒名人の方で少量生産でなかなか出回らないお酒を造れれていて、めちゃくちゃ飲んでみたくなりました。
というわけで山口県からお取り寄せしました。
純米大吟醸と純米吟醸を今週末の合宿に持参して飲んでいただこうと思います。
せっかくなのでみなさんにしっていただきたいともおもいますが、秘密にしたいくらいな素晴らしい日本酒に出会えてうれしいです。
ただの田舎者の都会で調子に乗って酔っぱらったたわいのない話で最近更新の少ないブログにわざわざアップする内容かとも思いましたが、ic!ベルリンを掛けて熱く語られたスーツの紳士の話や、最後のとっても味わい深い口調でお話に吸い込まれていった酒蔵の方のお酒にかける想いとそしてそのつくられてお酒を飲んでみたい、飲ませてあげたいと思う自分がいて、今回の展示会で出会ったメガネ達を販売するにあたり熱い思いをお客様につたえなあかんなと思いました。
このお酒をどなたかに注ぐにあたり、『このお酒はですね。渋谷ののんべい横丁ってところでひょっこり入ったお店で・・・・・』などと物語を語りたくなります。
そんな風に語れるメガネばかりなのに(珍しいメガネが結構そろったお店なんですよ)かったってないと思いますのでうざくならない程度に語っていきたいと思います。
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