
彼女のこれまでの人生の中で
らいおん
歩きながらつぶやいた
「だからさ、それほど危険じゃないよ」
一緒に歩いていたのはアルマジロさん
らいおんははなぜか彼女にひとめぼれしたのでありました。
「君にもしも噛みつきたくなってもね、君はただそのとき丸まってくれたらいいだけだよ。心配ない。」
アルマジロさんは何となく横を見てそんなものかしら?と、思いました。
けれども彼女は見てました。
彼が今まで大好きになった麗しい鹿や美しい動物たちを
かわいさ余ってついつい手にかけてしまったことを。
「どうして気の合う雌ライオンさんに気持ちが向かないの?」
と聞くと
「確かに気は合うんだ。でもね、勝ち気でね。すぐに噛みつくんだよ。(笑)」
アルマジロは不格好にてくてく歩きながら、彼のその話の可笑しさについつい笑ってしまいました。
そんなものなのかなあ?と考えておりました。
それでも時折
彼の顔を横から見ていると
いとおしいなあと想う気持ちがわいてきて
彼女は時々真剣に
噛みつかれそうになったら、こうやってすぐに丸まればいいのね。
と、つぶやく自分に驚くのでありました。
またまたおもしろい物語を考えてしまいました。
こんなかみあわない(?)カップルの
本当に心の交流だけのいとおしい愛情物語作れたら楽しいな。って。
世の中の片隅で
こんな取り合わせの人たちが確かにいるのかもしれないなあって
そんなことを想像したりして。(笑)
これ、どんなおるごーるになるんでしょうね。(笑)
心に浮かぶいろんな物語を
ひとつひとつ作品に仕立てていきたいです。
わくわくしますね。
他にも今作っている最中なのは
にゃんこの擬人的な登場人物たちと
夜空を飛ぶ汽車。
これは岡山でお披露目です。
それと、去年みせてもらったはりねずみさん。
この子の冒険もつくりたくて
何となくその姿が見え始めています。
でも、いままでみたいなかわいい一遍ではなくて
小作品も
ちょっと大人なメルヘンにしてみたいです。

そうだ

これは志賀島のちょうど今頃の夕闇迫る頃の写真。

そしてこれは10月の英彦山のりんご園。

こちらは道の駅の近くのコスモス。