「時計業界」と言っても、近年は縮小傾向にあると思います。
当店のような時計専門店は、店主高齢化・後継者不足・売上不振など他業種と同様に厳しい環境下にあると思います。各個店毎、日々一所懸命営業していることと感じています。
ご高齢者が比較的多い業界である事も理由の一つと考えますが、良く使う通信手段はFAXです。部品の注文、メーカーさんとの連絡においてはまずFAXです。
先日、とある国内メーカーさんに「FAXでは無くメールでの対応は出来ないのでしょうか?」と聞いたことがあります。その時の返答は「今の所メール使用は考えていない」でした。FAX・メールそれぞれ良い点もありますが、「より間違いの無い方法」としてはメールの方が優れていると思います。やはり大多数の店舗経営者の年齢層を考えると、FAXがベターとの判断でしょうね。
私自身も、相手先通信手段に合わせて対応はしていますが、先述の通り、部品入手やメーカーさんの依頼はFAXでした。
ですが最近変化がありました、海外メーカーさんが修理品の見積書を郵送し、返答は電話かFAXのどちらかだったものに「メール」が追加されました。早速メールで返信しましたが、折り返しメールは無く、結局電話して確認するという良く分からない行動をとってしまいました。「その際、『メール受け付けました』の返答メールは無いのでしょうか?」とお伺いすると、「メールアドレス間違っていなければ、届いていますので問題ないですよ~」とのお返事。「そんなものかなぁ~」とも思いましたが、向こうのシステムとルールなので意見することもしませんでした。
そのような事があってから数週間経った際に、再度修理品の返答をする機会がありましたが、その仕様が変化していました。
予め作成されているフォーマットに必要事項入力し送信。
凄く解りやすい様式に変化していました。また
自動のお返事も返ってきます。
多分、私同様に思っている方々も複数いたようです。
一連の対応方法の変化や改善具合は「流石!」って感じします。
「何事も出来ないことはなく、やってみることが大切」って感じました