へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

夢の続きを・・・

2006-03-03 | プロ野球
ついに始まったWBCシリーズ1次リーグ。

まずは中国相手と言う事で

実力的には勝って当然という感じのスタートの筈

が4回までは何か重苦しい雰囲気だった。

しかし5回に西岡選手の3ランホームランが出ると

あとは堰を切ったような攻撃が続いた。

終って見れば18-2のコールドゲームの圧勝。

王ジャパンが快調に滑り出した。

しかしこれからの試合を考えると

そうそう楽に戦わせてはくれない相手が待っている。

気を引き締めて次の戦いに望んで欲しいものだ。

かつて「巨人の星」という野球漫画があった。

テレビアニメにもなって大ブームを呼んだ。

あの主人公の星飛雄馬ではないが、

いつか大リーグのワールドシリーズを

本当の世界一を争うシリーズにしようと

その夢がいつか現実にならないかと

ずっと以前から願っていた。

サッカーと同じように、否それ以上に

世界に野球の楽しさを広める事ができたなら

そして日本の野球がその中心に立てたなら

その時こそ本当の

夢の続きが見られるかも知れない。




イチローは裏切らない?

2006-01-14 | プロ野球
今のプロ野球が以前ほど人気が無くなっているのは、
スポーツ文化の多様化もあるが、
選手自身が心から野球を愛し楽しむという気持ちが
見ている者に伝わって来ないからではないかと思う。

本当のプロ選手なら、自分も楽しみ、ファンをも楽しませる為に
未来の夢に向かって努力して行くべきである。

その為に身体を鍛え、技術を研き、
全身全霊のプレーで観客を魅了させる者こそが
本当のプロ選手と言えるのではなかろうか?

その夢の舞台の一つが、WBCであって欲しい物である。
仮にも野球を職業としている者であるならば
その野球をもっと世界中に広められる様に
野球の面白さ、素晴らしさをアピールする事が
一番大切な事なのではないだろうか?

北京オリンピックから後は、
野球が五輪の競技種目から外されてしまう。
そんな危機感も今の選手には無いのだろうか?

そんな中でのイチロー選手の生き方は立派だと思う。

オリックスにいた頃から、彼の力は偉大だった。
しかし、TVメディアは巨人中心主義だった為、
折角の彼の素晴らしさは全ての観客には見せられなかった。

新聞や雑誌でいくら賞賛しても、生で見る緊張感は伝わらない。

彼が日本を飛び出したのは、
もはや日本ではライバルがいなかったからだ。
世界で実力を確認したかったからだろう。

それでも彼は日本で育ったという事を忘れていない。
日本での監督や恩師、幾多の先輩やファンの声援を励みに成長してきた。

野球で生きていけるのは先人達の培った記録や伝統、
未来への夢をつなぐ橋渡しをしてくれたからだ。

我々の少年時代は王や長島がたくさんの夢をみさせてくれた。
野球を知らなくても二人の名前を知らない者はいないはずだ。

そんな王監督が次の夢を見せようとしている。
野球の素晴らしさ、楽しさを世界に向かって広めたい。
世界の目をもっと野球に注目させたい。

そんな王監督にイチロー選手は少しでも力になりたい。
そう感じたからこそ全力で報いようとしているのだろう。
金や名誉の為でなく、信じる者にこたえる。

その生き方こそが本当の勇者だと自分も思う。