この国の政治は

どこまで低レベルになって行くのだろう。
閣僚の言論が次々と問題を引き起こす。
今日はとうとう柳田法相が辞任に追い込まれた。
事実上は更迭された事になる。
年末も近いと言うのに国会は何をしている？
こんな時こそ強いリーダーシップが必要なのに。
外交も内政も迷走ばかりの菅政権。
このままでは来年はまた政権交代の年になるのか？

裁判員制度と死刑制度

昨日の裁判結果を見て改めて感じた事だが
有罪無罪は判定出来ても量刑の判断を一般人に委ねるのは
今の司法制度では無理が有ると思った。
死刑は残酷と言う意見も有るが、代わりにどんな罰が有るかも曖昧だ。
誰も一人では他人に死を宣告する勇気は無い。

もし自分が裁判員に選ばれても絶対に死刑は選べない。
死刑か無期懲役かとの二者択一なら百パーセント無期を選ぶ。
無期はしかし終身刑では無いので何時釈放されるか不明なだけだ。
それでも死刑を選べないのは死刑の責任を自分が背負いたくないからだ。
一生その責任を感じて生きるのは誰も避けたいのが当然だろう。
だから全くの第三者か被害者の立場で問われたら多分死刑を選ぶ。
このまま裁判員制度を続けるかぎり死刑は事実上は廃止同然だと思う。
量刑の重要性を考えるなら裁判員制度を含めて再度見直さなければ
本当の正当な裁判を執行する事は不可能ではないだろうか。