九州で梅雨入？

今年は例年よりだいぶん早く梅雨に入ったらしい。
昨日が九州で来週中にはこちらまで入りそうな様子。
しかし早く梅雨になっても梅雨明けが早い訳ではなさそうだ。
これから二ヶ月が鬱陶しい季節になると思うと
うんざりするが、福島の原発の方がもっと心配だ。

国会の方では相変わらず意味のない争いばかり続いている。
国会の中でやらずに福島原発の現地か避難所で現状確認しながら
対応を考えた方がずっとすっきりすると思うのだが。
机上の空論ばかり唱えられても意味はない。
まあ自分はもう人生の先は長くないので
どうでも良い事だが若い者の未来が気の毒になる・・・

どこまで行っても・・・

福島の原発事故の収拾は全く予測がつかない。
一体現状がどうなっているのか
さっぱり説明がつかなくなっている。
誰も先の見通しの出来ない原子力の脅威。
人間の力では制御出来ないものを
絶対安全だと主張していた事への
自然界からの強烈なしっぺ返しのようなものだ。
かと言ってこのまま無視する訳にもいかないが。
地球にやさしくと言うよりも
地球に守ってもらわなければ
人間は生きてはいけない事が痛いほどわかる。
人間の文明なんて自然界の前では一瞬に崩れ去る。
新しい発明や発見をしたところで
それを自由に制御できる能力を持たなければ
使用することは不可能ということだろう。
放射能を完全に制御できるまでは
原子力の使用は無理だったのだ。
何十万年も先まで消えない放射能を
これからどうやって処分するのだろう。
もう自分の生きてる内は到底無理か。

ウサマ・ビン・ラディン

アメリカの方のニュースで騒いでいるが
ビン・ラディンを殺害したと言って
喜んでいる様子はどうも違和感を覚える。
確かにアメリカの９．１１の時に喜んでいた相手だが
同じ様なことをやったら同類でしかないと思う。
復讐は何処までも繰り返されるのでは無いだろうか。
憎しみは絶対に人を幸せには出来ない。
どこかで誰かが止めなければ人類は破滅の道を進むだけだろう。
こんな倫理観を持つのは日本人だからなのか？
日本人は多宗教を認める人種だからだろうか。

キリストもマホメットもルーツを辿れば同じ筈なのに
何故どちらも理解し合えないのだろうか。
お互いの過去の過ちを許すという意識は持てない物らしい。
人種差別と国益の既得権争いは永遠に続くのだろうか。
弱肉強食が地球上での法則なら
人間社会も同じ事なのかも知れない。
つくづく人間て哀しい生き物である。