へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

米牛肉輸入再開について

2006-06-22 | 日記
輸入再開は合意となっても
次に違反が起きた場合の対応を
「違反の性質に応じた適切な措置」
という事だが、これが分からない。
そもそも違反にそんなに違う性質があるのか?
合意の条件が明確なら
違反も明確に判る筈だろう?
約束を守れない事ににどんな理由がいるのか?
ミスを犯して違反が起きたら
少しくらいなら眼を瞑ってほしいという事か?
故意の違反で無ければ許せとでも言いたいのだろうか?
どちらにせよ問題が起きた時
誰も責任を取りたくないという訳だ。
かと言って輸入を再開しなければ
対日制裁法案により牛肉輸入額分の
31億ドルの高関税を日本製品に課すと言われている。
日本政府も泣く子と米国には勝てないと言う事か。
それなら初めから自由に輸入させて
購入者の自己責任で使用出来るように
宣言をして置けば良いではないか?
万一、危険部位を入手した時は
各自の判断で対応する旨、通告して
販売すれば良いと思うのだが。
輸入を決めるのは政府でも
実際に購入し食するのは国民である。
賢い消費者の自由にさせた方が
理に適っていると考える。


プロ野球交流戦のラストゲーム

2006-06-21 | プロ野球
サッカーのW杯ドイツ大会で盛り上がっているが
プロ野球も交流戦で色々と変化が見えて面白くなってきた。
去年もそうだったが、前半に絶好調だったチームが
交流戦でガタガタに崩れるというのはやはりあった。
去年は中日、今年は巨人である。
反対に面白いのは楽天である。
交流戦に入って少しづつ調子を上げて
6月だけだとパリーグではトップの成績らしい。
今日も巨人に勝って初の3連勝を達成した。
野村監督の指導力のお蔭なのだろうか?
監督の影響はそんなに大きいものなのだろうか。
野村監督は現役時代も凄い選手だったが
監督としての活躍も凄いとつくづく思う。
セリーグの通算本塁打王はもちろん王監督だが
パリーグのトップは野村監督である。
ただその頃は、長島選手と王選手の全盛だったので
パリーグはあまり注目されなかったのだが
野村選手は三冠王もとっているのである。
ヤクルトの古田選手も野村監督の教え子である。
野村さんの後、阪神の監督をやった星野さんも好きだが
野村さんは昔の南海ホークス時代から
尊敬していた人である。
そんな野村監督の下でプレーする楽天チームの中から
次代のスター選手が育って欲しいものである。

エレベーターの安全基準

2006-06-11 | 日記
耐震偽装の問題もまだ決着していない時に
今度はエレベーターの死亡事故の問題である。
建築物が大きくなるほど
危険も増大していく物なのだろうか。
それにしても良く分からないのが
この事故に対する責任の所在である。
建築物所有者の責任か
設備メーカーの責任なのか、
整備会社の責任なのだろうか?
安全第一の問題なのに
どこも何か他人事のように感じる。
人間が作った物は
どんなに注意しても
絶対安全という物は無い。
だから如何に安全を確保するかに
いくつもの基準があり
点検管理を徹底する必要がある訳で
それが守られないとしたら
人は何に命を預けられるのか。
全ての行動に自己責任が伴うのか。
信じられる物が何も無いとしたら
たまらなく悲しい世の中である。

盗作疑惑の件について

2006-06-03 | その他
和田義彦氏とアルベルト・スギ氏の絵画疑惑について
新聞やテレビで報道されているが、
どう考えても和田氏の言い分には無理があると思われる。
何しろ真似たのが1枚や2枚では無いという事。
何十枚もの絵をそっくり同じ構図で発表する心理が判らない。
何より当のスギ氏が認めていないのだから。
幼児のぬり絵じゃあるまいし、他人のデッサンを
勝手に借用し色付けだけ少しアレンジして
それを自分の作品という方がおかしい。
仮にもし共同制作というなら
前もってその旨を明示して置くべきであろう。
芸術家の誇りという物が全く感じられない。
模写も一つの技術習得かも知れないが
自分の個性を発揮して初めて
一流画家の仲間入りが出来るはずだ。
和田氏の行為は芸術家としての精神に
欠けていると言わざるを得ないのではないか。
このような者に賞を与えた選考者や審査員も
もう少し広い視野を持つ必要が
あるのでは無いかと思う。