先週末、麓では天気が良かったようですが、蓼科山荘のある将軍平は雲の中でした。
両日霧がかかり、日の差す時間がなかったので、寒い週末となりました。
土曜日の朝5時、7℃あった外の気温が、時間が経つにつれて下がり、日中は3~4℃、夕方には0~1℃となりました。
その日の夕方には、一瞬だけ霧が風で流される時間がありました。
それまでの霧で木の葉についた水滴が、気温が下がると共に氷になり、霧の切れ間から一瞬だけ見えた蓼科山は、樹氷で白くなっていました。幻想的な風景でした。

霧の切れ間から見えた蓼科山

樹氷
翌日曜日も雲の中でした。朝は0~1℃、日中は3~4℃となりました。
週末は小屋の中にある薪ストーブをたいていましたが、これをたくだけで室内の温度が、外気温より10℃~15℃も温かくなりました。

小屋の薪ストーブ
先月末に、天気予報が雨だと聞くと、雪になるのでは…と思いながら過ごしましたが、11月に入り、本日とうとう蓼科山で初冠雪が観測されました。
早朝雪が降りましたが積もる程ではなく、その後時間の経過と共に気温も上がり、雨に変わったそうです。
朝は、雲に覆われていた蓼科山も、正午には青空が見えています。

朝の蓼科山 正午の蓼科山
先週末、朝の7~8時頃に蓼科山頂上に行かれたお客様より、山頂の岩が凍っていたことをお伺いしました。
これから気温の低い時に登られるご予定の方は、霜や氷で滑らないよう、足元の十分に気を付けていらして下さい。
又、蓼科山荘は、11月5日(土)の宿泊をもって冬期休業期間に入ります。
トイレも、凍結による破損を防止する為、小屋と共に完全に閉めてしまいますので、小屋閉め以降に蓼科山を訪れるご予定の方は、ご注意下さい。