友工房の日記 パート2

備忘録として 認知症対策として 日々の 暮らし 綴ります

近畿三十六不動尊めぐり 第3番 紫金山 小松院 法楽寺   (しこんざん こまついん ほうらくじ)

2023-02-28 06:41:02 | 霊場巡り

やっと 近畿三十六不動尊 初回のお参りも

残り1ヵ寺となっていた 最後のお寺

通称「田辺のお不動さん」です

 

  住所は 大阪市東住吉区山坂町となっていますが

最寄りの駅は JRも 地下鉄も 「田辺駅」

周りは 住宅密集地ですが 広い境内の 

第3番 紫金山 小松院 法楽寺 

 

塀には5本線 格式高いお寺です

 

山門前に バスが 駐車出来ます

 

山門をくぐると 正面に まず 三重塔が目に入ります

 

 

 

 

三重塔の右手には 鐘楼堂があり

 

鐘楼堂の奥には 樹齢八百年の 巨大な楠がそびえ

 

その楠の根元には 石の水かけ不動尊が立っていて

順番に お不動さんに 水を掛けて 手を合わせます

 

ことら 本堂での お勤めが終わった帰りに

 人がいない時に撮った 水かけ不動尊

 

水かけ不動尊に お参りした後 

三重塔の前を通り 横へ曲がると

三重塔の後ろの 隅に 鶏さん

卵を産み落とす 穴がありますが なで ここに鶏が?  

 

 

法楽寺の開創は 平清盛の嫡子 平重盛

戦国時代の織田信長の兵火のより焼失

天正13年(1585)に 復興したそうです

 

 二童子(矜羯羅こんがら童子 制た迦せいたか童子)を 従えた

不動明王が ご本尊の 本堂

 

 

 

 

 真言宗なので お大師さまが 祀ってある 弘法大師堂

 

 

こちら 12月28日は 「しまい不動」と言われていて

この日は、田辺大根の大根炊きが無料接待され

大根炊きを食べて1年の厄を落とすそうで

赤い石に 白い大根の レリーフが

 

四国八十八ヶ所 ご本尊の 石碑も

 

境内 あちこちに お花も 咲き始めており 

可愛いのに ほっこり!!

 

 

 

 

 

近畿三十六不動尊めぐりの 初回 1番から5番まで 

このコース 思っていたより 参加者が少なく 11人

お寺参りの ベテランさんばかり

顔見知りの方が 6人もおられ

行動もスムースに 和やかな雰囲気

なんと 予定より 

2時間も早く 5ヵ寺のお参りが 無事終了

 

次回は 3月15日(水)

順番ではなく 京都・兵庫の 5ヵ寺のお参り予定

楽しみにしています

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近畿三十六不動尊めぐり 第4番 新王山殊勝院 京善寺 (しんのうざん しゅしょういん きょうぜんじ)

2023-02-27 06:43:26 | 霊場巡り

午後から まず 中央区の 第5番 報恩寺の

お参りを 終え

次は 東住吉区の 第4番 京善寺へ

午前中にお参りした 四天王寺と清水寺の

間の 谷町筋を 通って

約5.1km 10分余りの移動で

(ネットの地図を お借りして)

 

第4番 心王山殊勝院 京善寺 へ

 

平成元年(1989)新しく建て替えられた仁王門

 

仁王門の左手の 塀が 真っ直ぐでなく 

何か細工が 施したあるのは 気になり

 

 

山門をくぐり 横へ行くと 龍の彫刻の飾り物

 

 

 

京善寺の HPを調べても 何の記載もありませんでしたが

私には ちょっと気になる 龍の彫刻でした

 

 

仁王門のうち側には 狛犬が鎮座

 

本堂の 前の 手水舎

最近は 花手水が あちこちで見られますが・・・

足元 オモトでしょうか? 鉢植えの緑にほっこり

 

こちら 納経所 と 並びに 本堂があり

 

今回 初めて 本堂へ 上がっての お勤め

本堂 ご本尊は

34番 和歌山県岩出市の根来寺の

不動明王と 同木同作だそうです

内陣の中央に立つ真っ黒のお体

ふくよかな体躯をした童子形のお不動さまです

(京善寺のhpより)

仁王門前の石柱に 「くわづ不動尊」とありますが

桑津とは この地区 養蚕が盛んで桑畑が 

広がっていたことからの地名からだそうで

今は静かな住宅街の中にあるお寺でした

 

この後 同じく東住吉区 第3番 法楽寺へ

 数分で到着の 残り1ヵ寺となりました

まだ明日も続きます(*^-^*)ノ~~マタネー

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近畿三十六不動尊めぐり 第5番 高津山 報恩院     (たかつさん ほうおんいん)

2023-02-26 06:52:29 | 霊場巡り

午前中に 1番・四天王寺 次 徒歩にて第2番・清水寺 

参加人数も少ないので 行程も 予定より早く

昼食を済ませ 午後からのお参りは 12時 出発です

 

今回 お参り予定の5ヵ寺 1番・2番は天王寺区

3番・4番は東住吉区 5番が中央区 と

5ヵ寺が 大阪市内の上町台地の

南北に 点在しています

 

 午後からお参りは 予定表のように 

順番でなく 逆で 一番北にある 第5番からの お参りです

 

十数分の 移動で バスが 路上で止まり 

下りると 目の前が入口

山門前の 掲示板には こんな 言葉が貼ってある

 

第5番 高津山 報恩院  真言宗醍醐寺派

山門をくぐると すぐ正面に 

 

不動明王の左脇侍に

矜羯羅こんがら童子、右脇侍に 制た迦せいたか童子を携え

「北向不動」 別名「生楠不動尊」が 迎えてくれます

 

背後には 太平洋戦争の空襲に遭い 

今も 枯死したままの状態で しめ縄が

巻かれた1本の楠の 根元に立っています

 

 

この楠の後ろにも もともと北向きだった

不動尊が戦火で焼かれ 痛みも激しいですが

現在の北向不動の再建後 秘仏とされるところを

信者の人たちが 今まで手を合わせてきた

お不動さまをお参り出来ないのは

忍びないと懇願して 今は 南向きとして

お参り出来るように なったそうです

 

ビルに囲まれた お寺の境内 そう広くは無いですが

お経を一巻きお唱えするのと 同じ功徳が

あると言われる マニ車が 設置されています

 

戦後 建てられた 本堂 

 

 

大阪十三仏 11番札所のお堂 

 

こじんまりと 手入れの行き届いた お庭

 

 

 

狭い境内にも たくさんの見所があった お寺を後に

次は 第4番へと 向かいます

続きは又 明日に (*^-^*)ノ~~マタネー 

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近畿三十六不動尊めぐり 第2番 有栖団 清水寺     (ありすざん きよみずてら)

2023-02-25 06:42:54 | 霊場巡り

第一番の 四天王寺お不動尊の お参りを終え

次 第2番の 清水寺までは

バスの乗らず 徒歩での 移動です

 

西大門から 出て

日本三大鳥居に 数えられている

石鳥居をくぐります

 

往時は鳥居のすぐ外までが 海だったようで

ここから 西海に沈む夕陽を拝し 

その彼方にある阿弥陀浄土を想ったそうです

 

石鳥居の扁額には

釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心 と

書かれといます

振り返り 写しましたが はっきり読めない゚(゚´Д`゚)゚ 

 

参道脇には 四天王寺中学と高校が あり

お寺も 学校経営 よくありますね

 

参道の突き当たりは 谷町筋 一方通行の道路を 北へ

この道路の下には 地下鉄谷町線が通っているんですね

正面に 通天閣が見えます

 

近畿三十六不動尊巡礼のガイドブックの地図です

 

大阪は背骨のような 上町台地近くに 四天王寺があり

街中にも 「天王寺七坂」とよばれる 7つの坂道がるようです

 

坂道を上って行くと 台地の上にある広い墓地があり 

清水寺の境内の始まりで 

墓地を通り抜けて 階段を 下ると

 第2番 清水寺の 納経所があり

前の狭い路地を進むと 

高さ5メートル程の 石垣の上に

三本の石樋が 突き出て その先から

水が落ちています

京都の清水寺の 音羽の滝 と 同じように 

 

この滝の下に お不動尊が 祀られており この前で お勤です

 

ガイドブックに 一枚載っている 白黒の写真

大阪市内で 唯一の 天然の滝 だそうです

 

頂いた パンフレット

パンフレットには 上町台地にある 

開放的な眺望の 清水霊園が写っています

 

帰りは お墓の中の違う道を進んで

外に出ると 境内入口の 清水寺の石柱が 立っており

広い境内なのが 分かりましたわ

 

次は バス 移動で 11時回ったところでしたが

阿倍野ハルカスの近く ビルの中の食事処で 昼食 

 

寒い時期なのに 冷たいお蕎麦 と とろろご飯

温かい お蕎麦が 食べたかったのですが・・・

 

早めの昼食を終え 午後からのお参りは 

また 明日に続きます(*^-^*)ノ~~マタネー

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近畿三十六不動尊めぐり 第1番 荒陵山 四天王寺    (こうりょうざん してんのうじ)

2023-02-24 07:25:06 | 霊場巡り

三宮を出発して 阪神高速道を東に 一時間も掛からずに

大阪市天王寺区四天王寺にある

広大な敷地に 優美な伽藍 

推古天皇元年(593)に 聖徳太子創建の

大阪きっての古刹

第1番 荒陵山 四天王寺(こうりょうざん してんのうじ)へ

 

こちら 南大門の前で バスを降り

南大門を くぐり 振り返って 写した南大門

 

 南大門を くぐると すぐ前にある この礼拝石の

案内を 先達さんから 聞き

昔は 熊野権現へのお参りの出発地点で

ここで 旅の無事を願って 礼拝をした

熊野詣での出発地点だったそうです

 

 

正面には 仁王像が祀ってある 中門(仁王門)があり

 中には 一直線に並ぶ 五重塔 金堂 講堂を

回廊が 囲ってありますが 

ここには 入らず 回廊を外を 進みます

 

 聖徳太子の月命日の22日は 

毎月 境内では 骨董市の開催日だとか

色んな お店が 並んでいて

時間があれば 見て回りかったですが 残念!

 

回廊を 西側から 回って進んで行くと

左手に お大師さんが

祀ってあるので まず 手を合わせてお参り

 

西の向こうに 鳥居が見える 西大門を 左手に

 

昨年2月に 西国四十九薬師霊場のお参りで

参拝した 石舞台の亀の池の先の

 六時堂の前を 通り過ぎ 

 

東大門を 正面の見える場所の 東端にある 亀井堂 

 

亀井堂の左に建つ お堂に

近畿三十六不動尊 第一番のお不動さまが

祀ってあります

 

亀井不動尊の起源は 聖徳太子が 尊いお声に

呼び止められ 亀井に水を覗かれると

不動尊のお姿が水面に映り

それをお祀りしたことが 始まりとか と

案内書に 記されています

 

お勤め中にも 次々と参拝者があり

不動尊に 水を掛けて お参りされておりました

 

聖徳太子の御霊を祀る聖霊院(太子堂)では

命日なので 10時から 「太子忌(たいしき)」 が

行われてのを 少し 見ることが出来ました

 

その後 次 第2番の 清水寺へと 移動

続きは (*^-^*)ノ~~マタネー 

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